早稲田大学3年生で、ラオスの教育支援を行うボランティア団体「スーン」の22期幹事長を務めるらいさん。現在ロンドンに留学中ですがインタビューに応じていただきました。明日には日本に戻るという慌ただしいスケジュールの中、「スーン」のラオスでの活動や、そこから得た学びについて熱く語ってくれました。ぜひ最後まで記事をご覧ください! 1. 普段はどんな活動をされていますか? スーンでは、国内とラオスの両方で活動を行っています。 国内活動としては、ラオスでの活動に向けた準備が中心です。現地の学校で行う授業の内容を考えたり、ラオスフェスなどのイベントに出展してラオスの魅力を伝えています。また、インプットとアウトプットのバランスを大切にしており、ラオスに関する情報を収集したり、学んだことを発信したりする活動にも力を入れています。 ラオスでの活動は、主にチャンパサック県にある2つの小学校で行っています。ここでは、低学年と高学年の生徒たちを対象に、様々な教育支援を行っています。例えば、日本の文化を紹介したり、世界遺産についての授業を行ったりしています。ラオスにつながりのある大学教授のサポートのもと子供たちが楽しみながら学べるように、子どもたちの心に残る経験になるような授業を心がけています。 2. なぜラオスについて活動したいと思ったのですか? 私がラオスに関心を持ったのは、高校生の時にタイのチェンマイを訪れたことがきっかけでした。そこで出会ったストリートチルドレンに対して日本で使わなくなった制服をドネーションしその利益を寄付するという活動をしました。しかしそれでは、単発的な活動になってしまいあまり意味がないと私は感じました。大学ではもっと継続的にできる活動がしたいと思っていたところ、スーンの先輩たちの話を聞いて、スーンの継続的に行える活動内容や、「共に考え、共に感じる」という理念に共感し、参加を決めました。 3. ラオス研修を実施している目的は何ですか? 現地の本当のニーズにあった活動を続けていくためです。もちろん、オンラインでも交流できますが、子供たちの笑顔や、現地の人々の温かさは、実際に足を運んでみないと感じられません。研修を通して、私たちがしている支援が本当に子供たちのためになっているのかを、自分の目で確かめることができます。それは、活動のモチベーションを維持するためにも、とても大切なことだと考えています。 4. ラオスに実際行ってみてどう感じましたか? ラオスに行く前は、正直なところ、「発展途上国」というイメージしかありませんでした。でも、実際に行ってみると、そのイメージは大きく変わりました。まず、人々の温かさに驚きました。困っているとすぐに助けてくれるし、分け隔てなく接してくれる。助け合いの精神が根付いていると感じました。また、豊かな自然や美味しい食べ物にも感動しました。ラオスは、物質的な豊かさだけでなく、心の豊かさを感じられる場所だと実感しました。「モノ」が発展途上なだけであって、それ以外は先進国とは違った幸せがラオスにはありました。 5. 今回のラオス研修内容で一番印象に残ったことを教えてください。 2年前の研修での家庭訪問は、特に忘れられない経験です。3つの異なる収入レベルの家庭を訪問し、経済状況によって生活環境が大きく異なることを知りました。収入の高い家だと1階に自分たちで経営している店があって、その上に家がありました。土地も広く、家も大きかったです。反対に一番貧しい家庭は、収入の高い家とは全く異なる環境でした。しかし、家族は笑顔で、幸せそうに暮らしていました。この経験を通して、お金では買えない幸せがあることを学びました。 6 今回の研修は自分の価値観をどう変化させましたか? 今回のラオス研修は、私にとって、これまで当たり前だと思っていた価値観を大きく揺さぶられる経験でした。特に、2つの点で大きな変化がありました。1つ目は、お金に対する考え方です。発展途上国と聞いて、物質的に恵まれないイメージを持っていましたが、ラオスの人たちは違いました。確かに豊かな暮らしとは言えないかもしれない。でも、彼らの笑顔や、周りの人たちとの繋がりの強さを見て、お金だけが幸せの尺度ではないと気づかされました。2つ目は、人との時間の価値です。学生としてアルバイトに明け暮れる日々を送っている人が多いと思います。もちろん、お金を稼ぐことも大切ですが、ラオスの子供たちと触れ合う中で、もっと家族や友人との時間を大切にしたいと強く思うようになりました。多くの人が嫌いな勉強ですが、ラオスの子供たちは学ぶことへの純粋な喜びを持っており、勉強を「やらされている」と感じている自分が、いかに恵まれた環境にいるのかを痛感させられました。この研修は、私にとって、自分自身の価値観を見つめ直す、貴重な機会となりました。 7. ラオスは好きですか?またどんなところが好きですか? ラオスは大好きです!人々の温かさ、美しい景色、美味しい食べ物、全てが大好きです!アメリカ🇺🇸イギリス🇬🇧ヨーロッパ、タイ🇹🇭ラオス🇱🇦に行ったことがあるのですが、観光で行くなら私はラオスを強くおすすめします!もし機会があれば、ぜひラオスを訪れてみてください。きっと、忘れられない体験になるはずです。 8. ラオスで気をつけるべきことはありますか? 蚊が多いです。虫除けを持っていくことをおすすめします。それと可能であれば外務省で推奨されているワクチンを打つことです。狂犬病、A肝炎 5万くらいあれば打てるので、本当に対策を万全にしていきたい人は打つことをおすすめします。 9. 今後のラオスの活動について、展望や計画はありますか? スーンとしては、これからもチャンパサックでの活動を継続していくつもりです。現地の人たちが本当に必要としている支援を、しっかりと見極めていきたいですね。そのためにも、国内での勉強会を積極的に開催して、メンバー全員がラオスへの理解を深めていくことも重要だと考えています。活動の範囲もチャンパサック以外にも将来的に広められたら嬉しいです。国内での活動も、もっと強化していきたいです。今では国内で行われているイベントに参加したり、ラオスについて勉強する機会を増やしたりしています。しかし、ラオスを支援するための資金集めや、啓発活動など、できることはたくさんあるはずです。これからも、試行錯誤しながら、ラオスの人たちをサポートできるような活動を模索していきたいと思っています。 10. このページを見てくれた方に一言! ラオスはなかなか行かないところだとは思いますが、この記事を読んだことをきっかけにぜひラオスについて知って、実際に現地に行っていただきラオスを自分の目で見ていただきたいです!!私たちの活動が掲載されているSNSもぜひ見てみてください! – 名前(団体名):ラオス学校建設教育支援プロジェクト〜スーン〜– 活動地域:ラオス チャンパサック– 主なメンバーの大学:早稲田大学、慶應義塾大学、学習院女子大学など– 活動内容:チャンパサックにある2校の小学校にて授業を通した教育支援活動を行っております。Instagram:laos.sungウェブサイト:https://laossung.wixsite.com/waseda Twitter:@laos_sun(取材日:2024年6月18日) ...

貴社の会社概要と主な事業内容を教えてください 弊社は2006年に創業した会社です。ラオス産ラム酒『LAODI』の開発、バオバブ由来のスキンケア化粧品『emiii』の開発・輸入・販売(卸・小売)、商品企画およびデザイン、販売促進、広告運用、EC支援を行っています。詳しくは弊社HPをご覧ください。https://www.ccinter.jp/  LAODIの概要を教えてください 2006年、ラオスで自らの理想のラムづくりを追求する日本人が創業したラム蒸留所がLAODIの始まりです。手作業で畑を開墾し、自社農園で無農薬のさとうきびを栽培しています。 このさとうきびの一番搾りジュースのみを使った『アグリコール製法』でラムを造っているのが特徴です。自動化に頼らず、人間の五感で品質管理をしながら、さとうきびならではのフルーティーで上質な味わいを極限まで表現しています。世界品評会でも高い評価を受け、フレンチレストランからカフェまで、幅広いお客様にお楽しみいただいています。LAODIブランドサイト https://www.laodijp.com/pages/brandstory  LAODI Japanを設立されたきっかけと、ラオスのラム酒を日本で販売するに至った経緯を教えてください 弊社代表がLAODIの醸造責任者である井上氏と、あるプロジェクトを通じて出会ったことがきっかけでした。その後交流を深め、弊社でLAODIのボトルデザインなどを手掛けることになり、そこから日本の輸入代理店として輸入販売を開始することになったのです。 日本国内での販売先や流通ルートについて教えてください。また、日本の消費者からの反応はいかがでしょうか? 日本では酒販店や業務店、バーなどでお取り扱いをいただいています。ラム酒はお菓子作りにも使えますので、無農薬のラム酒を求める製菓店様からも人気です。日本人が海外で作るクラフトラムは他にないと思われますので注目を集めていますし、無農薬栽培にもこだわっているので高い評価をいただいております。特に『LAODI エスブラウンラム45%』はロンドンの権威あるコンテストで金賞を受賞するなど、人気がありますね。商品ページ https://www.laodijp.com/products/iwsc_london_gold_laodi_sweet_brown LAODIの製造方法や品質管理の特徴を教えてください まず原料のさとうきびを自社農園で無農薬栽培することからこだわりを持っています。 そして世界の1割程度しか採用されていない『アグリコール製法』を用いているのが大きな特徴です。 搾りたてので新鮮な“一番搾りジュース”を使うことで、さとうきび本来の爽やかな甘みを活かしています。また、創業当初から農園からボトリングまですべての工程を一貫して手作業で行なっているのもLAODIの強みですね。  ラオス産の製品が海外で評価される点は何でしょうか 日本ではラオスという国自体がまだまだ知られていないため、先入観なく商品の品質自体で評価されやすいのがメリットだと思います。日本人が創業した点やラオス産ならではのテロワール、ストーリーやこだわりが、お客様にお楽しみいただいているポイントの一つだと考えています。 最後に今後の事業展開や成長戦略を教えてください ウイスキーに代表されるように、日本でもスピリッツ市場は広がりを見せています。来年でもうすぐ20周年を迎えるLAODIも、日本の皆様により楽しんでいただけるようなブランド展開を図っていきたいと考えています。ラム酒は日本でまだマイナーな存在ですが、美味しさや楽しさといったラム酒ならではの魅力を皆様にお届けできるよう、これからの市場の広がりにあわせて、LAODIの認知向上とさらなる評価獲得を目指していきます。 取材日:2024年 6月07日(火) ...

今回は、愛知県で活動している学生国際協力団体SIVIO東海支部代表の祢宜田葵(ねぎた あおい)さんにインタビューさせていただきました。SIVIOの活動内容やラオスへの支援の背景、現地での体験などを詳しくお伝えしていきます! 学生国際協力団体SIVIO東海支部とはどんな団体ですか 学生国際協力団体SIVIO東海支部は、愛知県を中心に活動する学生団体です。メンバーは南山大学、淑徳大学、中京大学、愛知大学、名古屋学院大学などの大学生で構成されており、ラオスの教育支援を目的としています。SIVIO東海支部の活動理念は、ラオスへの教育支援と学生間にチャリティームーヴメントを起こすことです。ラオスの子どもたちに質の高い教育環境を提供するとともに、参加学生たち自身も成長することを目指しています。 SIVIO東海支部の活動内容を教えてください SIVIO東海支部は、年に2回ラオスに訪れて、現地調査やプロジェクトを行っています。初期は学校の建設支援を行っていましたが、現在は文房具の寄付や、机椅子の支援、校舎の修理をしています。また、愛知県を中心に様々なチャリティーイベントを開催し、ラオスの教育支援に必要な資金を集めるだけでなく、参加者がラオスの現状を知り、支援の輪を広げる機会となっています。さらに、毎年2回行われるラオス現地調査では、10日間の現地調査を通じて学校や村の見学、インタビューを行い、次の支援計画を立てています。コロナ禍が明けたことで、参加者も徐々に増えています。 ラオスへの支援活動の背景を教えてください SIVIOの支援活動は17年前に始まりました。創設者がサッカーボールを持って旅していた際、偶然ラオスを訪れたことがきっかけです。彼がラオス人の人柄に惹かれ、ラオスのために活動したいと思い支援活動がスタートしました。創設者がサッカーボールを持ってラオスを訪れた際、現地の子どもたちの笑顔に感動し、教育支援を決意したエピソードは、17年経った今もメンバーたちに受け継がれています。私がこの活動を始めようと思ったきっかけは、学校で学んだSDGsの中の、教育や貧困についての関心です。ラオス支援活動を通じて、学んだ知識を実践に移し、現地の子どもたちと触れ合うことで、自身の価値観を深めています。学びを実践に移す機会はなかなかないので、SIVIOに出会えたことはとても大きなことでした。 ラオス研修の目的と意義はなんですか ラオス研修の目的は、現地の声を直接聞くことにあります。子どもたちや教職員、地域の人々との対話を通じて、彼らが本当に必要としている支援を見極めることができます。現地での研修は、メンバーのモチベーションを高めると思います。実際に支援を受ける子どもたちの笑顔や、現地の人々の温かい歓迎に触れることで、さらに活動に熱意を持って取り組むことができます。また、一方的な支援ではなく、現地の人々との信頼関係を築くことが重要だと感じています。そのために、半年に一度自分たちが支援した物資の確認を行い、現地のニーズに合わせた支援を継続できるように努めています。 現地での体験と感じたギャップはありますか 初めてラオスを訪れたメンバーの多くは、ビエンチャンの都会的な雰囲気に驚きます。現地の村の写真だけを見ていたため、都会的な部分もあることに驚かされます。ラオス人は非常に温かく、親切です。初めて海外に行ったメンバーも、その温かさに感動し、異国の地での不安が一気に和らぎました。多くのメンバーにとって、ラオスは初めての海外経験なことが多いですが、異文化との触れ合いは、新しい発見と驚きに満ちており、その体験は一生の思い出となっています。 ラオス研修での印象的なエピソードを教えてください ラオスの学校を訪れた際、子どもたちの笑顔が最も印象に残ります。純粋で無邪気な笑顔を見ると、これまでの活動が報われる思いがし、さらに頑張ろうという気持ちが湧いてきます。また、ラオスの人々とすぐに仲良くなれるのも、研修の魅力です。忙しない感じがなく、ゆったりとした時間の流れの中で、深い交流ができるのはラオスでしかできないと思います。研修の前後の観光の中で訪れたルアンパバーンでのゾウ乗り体験も、忘れられない思い出です。大自然の中での特別な体験は、ラオスならではの魅力です。 団体の今後の活動と展望を教えてください 今後は、「つながり」を意識した活動を続けていきます。日本国内での広報活動を強化し、より多くの人々にラオス支援の重要性を伝えていきます。愛知県でのイベントに積極的に参加し、ラオス支援活動を広める努力をしています。多くの人々に支援の輪を広げてもらうために、様々なイベントやフェスティバルに出展しています。最近では、新たな企業との連携も進めています。企業からの支援を受けることで、より多くのプロジェクトを実現し、ラオスの子どもたちにさらに多くの支援を届けることを目標としています。 このページを見てくれた人に一言!! 私たちの活動に興味を持っていただけた方は、公式SNSをチェックしてみてください!活動を通じて、ラオスの子どもたちと直接触れ合い、自分自身の成長を感じることができます。ラオスの一部地域では貧困が深刻な国ですが、人々はとても温かく、優しいです。私たちが支援することで、彼らの未来を少しでも明るくする手助けができます。ラオスに行くことで、あなたの人生も変わるかもしれません。私の初めての海外体験はラオスで、それが私の人生を大きく変えました。もし、何か新しいことに挑戦したいと思っているなら、ぜひラオスを訪れてみてください!貧困のイメージが強いかもしれませんが、ラオスの人々の優しさと穏やかさは、きっとあなたの心に深く残ると思います!! プロフィール 団体名:学生国際協力団体SIVIO東海支部活動地域:愛知県 ラオス(ビエンチャン県カーシー郡)主なメンバーの大学:南山、淑徳、中京、愛学、名学など活動理念:・ラオスへの教育支援・学生間にチャリティームーヴメントを起こすこと。年に2回のラオスでの現地調査を経た教育支援。愛知県を中心にチャリティーイベントを行っています。X:SIVIO_toukaiInstagram:@toukai_sivioHP:https://www.sivio.org/blank-1HPが今更新中でまだ古い状態です🙇‍♀️ 取材日:2024年5月22日 ...

ラオスでの移動は超便利! 実施にラオスに行った筆者が、ラオスの首都ビエンチャンで驚きの発見をしました!!「Grabが使えなかったんです…」これまでの旅では、各国でお馴染みの「Grab」が利用でき、便利に移動してきました。しかし、ラオスではそんなGrabは使えず、代わりに現地発のタクシーアプリ「LOCA」が猛威を振るっているのです。この記事では、筆者がLOCAを実際に試し、その利便性や使い方についてご紹介します。現地での移動手段に悩んでいる方や、次のラオス旅行での準備に役立てたい方は必見です! ラオスでのLoca実体験 私はこれまでの旅では、ベトナム、シンガポール、インドネシア、マレーシア、カンボジア、タイと行きましたが、どの国でも「Grab」というタクシーアプリが利用でき、移動にとても便利でした。しかし、ラオスではこのGrabが利用できないことがわかりました。代わりに、現地で利用されているのが「LOCA」という独自のタクシーアプリでした。旅行者にとっては少し驚きの情報でしたが、現地の移動手段としてLOCAが主流であることを知り、早速試してみることにしました。https://apps.apple.com/app/id1374380531↑こちらから「Loca」をインストールしてみてください。 利用方法 LOCAを利用するには、まずアプリをインストールし、個人情報を登録する必要があります。登録が終わったら、早速利用可能です。アプリを開いて現在地から目的地を設定すると、配車がマッチングされ、指定した場所まで車が迎えに来てくれます。予想待ち時間も表示されるので安心です。決済方法に関してですが、クレジット決済がおすすめです。初めの登録をする手順で、クレジットカードを紐ずけ登録する工程があるため、済ませておきましょう。現金支払いも可能ですが、ドライバーがお釣りを準備していないことが多いため、現金支払いをする場合はおつりの準備をしておくことが重要です。 ピックアップの待ち時間 こちらの写真にある車マークは、待機しているLocaの車です。待機している車が少ない場所では待ち時間がかかることもあります。私が夜中にタクシーを呼んだ際も、車が到着するまで15分ほど待ちました。しかし、ビエンチャン駅やその周辺、昼間の時間帯では、車が近くにいることが多く、待ち時間は短く済みました。 乗車手順 次に乗車時の手順いついて解説します。車がどこにいるかはアプリ上の位置情報で把握できるので車が近くまで来ているかを確認しましょう。乗車時には、ナンバープレートを確認し、ドライバーに自分の名前を伝えて乗車します。携帯でLocaのアプリ画面を見せるのがわかりやすいでしょう。次に支払いについてです。 利用料金と支払い 次に支払いについてです。降車後には最終的な料金が表示され、「SUBMIT」をタップすると、登録したクレジットカードから支払いが行われます。現金支払いの場合はアプリに目的地到着時に料金が表示されるので、到着後ドライバーに直接支払いをします。英語が通じることが多いですが、もしやりとりに困ったら翻訳アプリなどを使ってやり取りをしてみてください。注意点として、ドライバーがお釣りを持っていないことが多いので細かいお金を事前に用意しておきましょう。ドライバーは日本と違いタクシー運転手ではなく、一般市民なのでお釣りに関してはこちらの責任です。しかし、基本的に車を持っているラオスの人々はとても優しいことが多いので安心してください。私が利用した時は大体30分で、料金は1400円くらいでした。日本のタクシーより全然安いです。レシートも後から乗車履歴から見れるので、安心です。経費精算用のレシートもライバーの方からは準備してくれませんので、アプリやクレジットカードの履歴から精算しましょう。 目的地の検索 目的地の検索はGoogleマップのAPIを使用しており、日本語での入力も可能です。私は現地語が分からないため、日本語で目的地を入力しても問題ありませんでした。英語で検索しても大丈夫なので、日本語で入力してみて表示されなかったら英語で入力してみるのがいいでしょう。もし表示されない場合は地図から探すこともできます。Google マップなどと照らし合わせて目的地を間違いのないようにピンをセットしましょう。 まとめ 現地語が分からない場合や、交渉が難しい場合には、このようなタクシーアプリが本当に便利です。ラオス旅行を計画している方は、旅行前にその国で利用できるLocaのインストールやアカウントの登録、決済情報の登録を済ませておくことをおすすめします。この記事の内容を参考に最高のラオス旅行を楽しんでください! ...

今回は「東南アジア経済」を専攻するゼミで、「東南アジア諸国の魅力を伝える展示会・模擬店」や「日ラオス友好促進活動」など、ユニークな活動を展開している内山ゼミの方々にお話を伺いました。今回のインタビューには指導教員の内山先生(経済学部准教授)、第6期ゼミ長の野村さん(経済学部4年次生)、副ゼミ長の石川さん(同)がインタビューに答えてくださいました。東南アジア、主にラオスについて研究している内山先生、今回のラオス研修(2024年2月)で初海外だったお2人のお話をぜひ最後までご覧ください! 内山ゼミとして普段はどんな研究をされているのですか 内山先生:ゼミ生一人ひとりが東南アジアの一国を専攻国として持ち、その国の経済や社会が抱える課題を抽出し、その解消に向けた研究をしています。ラオスを含め、ASEAN(東南アジア諸国連合)後発国に対する日本の開発協力のあり方はその一例です。これまでに実施されてきたODA(政府開発援助)プロジェクトを整理し、今後はどのような方向性で開発協力がなされるべきかを検討するなどしています。日本政府には国別の開発協力方針がありますが、そこに一石を投じるような研究を心がけています。2019年度には、当時の4年次ゼミ生(第3期)が「ラオスの開発のために何が必要か-ODAのあり方を中心に-」というテーマで、学内の学生研究発表大会で、学長賞(最高位)を受賞したことがあります。 なぜ東南アジア経済について研究したいと思ったのですか 内山先生:母校の福井県立大学経済学部2年次に、恩師の坂田幹男先生(福井県立大学/大阪商業大学名誉教授)の「アジア経済論」を受講し、興味を持ったのがきっかけです。当時(2000年代中頃)、「東アジア共同体」の創設についての議論が盛んであり、「ASEAN経済統合」の意義や課題に着目するようになりました。この過程で、ラオスをはじめ、ASEAN後発国の経済的底上げのために何が必要かを研究するようになりました。野村さん:人気テレビ番組の「世界の果までイッテQ!」(日本テレビ)を小さい頃から視聴していて、芸能人が世界各国で活動する中、東南アジアの国々の風土や人々の雰囲気にとても惹かれたためです。そんな中、大学2年次秋に所属するゼミを選択するタイミングで、東南アジア経済について学ぶ内山ゼミと出会いました。3年次からこのゼミに所属し研究を始めています。石川さん:ゼミ募集の説明会資料で見た、内山ゼミの先輩方の桃山祭(大学祭)での活動やラオス研修での取組に魅力を感じ、私も参加したいと思ったからです。また、それは自分にとって今まで経験したことのないことでしたので、このゼミに入ることで、自分の成長や新たな価値観が醸成されるのではないかと思い、このゼミで研究することを決めました。  ラオス研修とはどのような研修ですか 内山先生:ラオス研修は、「東南アジアのすゝめ」と題した、「桃山祭での東南アジア諸国の魅力を伝える展示会・模擬店」(2017年度より、過去5回開催)の延長線上にある活動です。まず展示会は、東南アジア各国の紹介資料や民族衣装を展示するもので、ゼミ生が来場者に専攻(担当)国についての解説をします。幅広い年齢層の方々が来られますので、特に子どもたちには、東南アジアに関するクイズを楽しんでもらうなどしています。模擬店では東南アジアの飲食物を販売するなどしています。過去には、ミャンマー産のミルクティーやタイ産のトムヤムヌードルなどを提供しました。つまり、来場者に東南アジア諸国への関心を持ってもらうための企画です。人に説明するには何倍も勉強しなければなりませんし、ゼミ生たちはこうした環境に身を置くことで、真剣さが増していきます。さらに、日本とラオスの友好関係を促進する活動「日ラオス友好促進活動」に取り組みます。展示会での募金と模擬店での収益の半額を活用し、ラオスの小・中学校や高校に対して、学習教材や学用品、スポーツ用品、日本紹介グッズを贈呈するなどしています(2022年度のみミャンマーの日本語学校を対象に実施)。ラオス研修は現地の対象校に贈呈物資を届け、親善交流を行うことを主なミッションとしています。並行して、JICA(国際協力機構)ラオス事務所やJETRO(日本貿易振興機構)ビエンチャン事務所、ラオス国民議会を訪問し、ヒアリング学習することで、ラオスについての理解を深めます。 ラオス研修を実施している目的はなんですか 内山先生:主な狙いとしては、以下の3点になります。私は桃山学院大学の教員ですので、第1に、ゼミ生の教育・指導上の目的があります。東南アジア経済のように、海外のことを学ぶうえで、日本国内で文献を読んだり教員から話を聞いて学習するだけでは不十分です。自ら現地に足を運び、人々と交流することで、ラオスについての理解を深めてもらいたいと考えています。また、桃山祭での活動や「日ラオス友好促進活動」を通じて、来場者やラオスの子どもたちを笑顔にするためには何をすべきかを考えてもらうことに重点をおいています。ゼミ生たちは大学卒業後、企業や地方自治体等、様々な組織で働くことになるわけですが、対象は違えども、人々を笑顔にする(社会に貢献する)ために何をすべきかということは、共通してくると考えています。ゼミの経験が社会に出て役に立てばうれしいですね。第2に、活動名の通り、日本とラオスの友好関係を促進することです。20名程度の小さな組織であるゼミですが、努力と工夫次第で、わずかながらも寄与することが可能だと考えています。ラオスの小・中学校の子どもたちにとって、日本の大学生が親善交流のために訪れ、プレゼンテーションやスポーツ交流会を催したり、友好の証として物資を贈呈することは、強く印象に残る出来事です。彼らが日本に関心を持つ、草の根活動になっていると思います。「日ラオス友好促進活動」は2017年度以降5回(ミャンマー対象の活動も含む)、ラオス研修の実施は、2019年度と2023年度で計2回。親善交流や贈呈物資の対象は500名強にすぎませんが、今後活動を継続していくことで、その数は増大していきます。将来的に日本に留学することや日本企業への就職を意識することに繋がる可能性さえ、期待できると考えます。第3に、ゼミ卒業生の応援です。ゼミというのは3、4年次の2年間で、授業自体は終わってしまいますが、人としての付き合いが終わるわけではありません。卒業後、彼らが社会人として順調に歩んでいくことを願っています。ゼミ生に困ったことがあったら、いつでも力になりたいですね。「日ラオス友好促進活動」における2023年度の親善交流の対象は、ゼミ第2期の卒業生(2018年度卒)のパチャンペン・ティッパポーンさんが英語教員として勤務するセンビライ小・中学校でした。ラオス研修でのこの活動は彼女に少しでもプラスの影響を与えられたらという思いも込められています。 ラオス研修に参加した目的はなんですか 野村さん:今まで活動してきた、「日ラオス友好促進活動」を最後まで成し遂げたいという気持ちが強かったのが大きいです。それと、私は野球を小中高と経験していたのでラオスでも野球の楽しさを広めるために、野球教室をやりたかったからです。あと、海外に今まで行ったことがなかったので、自分が好きな東南アジアに実際に行くよいチャンスだったので、研修への参加を決意しました。石川さん:現地でしか感じられないことを得たかったからです。普段、国内で文献やデータから調べるのと、現地を訪問し、直接五感で見て感じるのとは全然違うと思っていました。私にとって現地の空気を肌で感じることは知見を増やすことにも繋がり、今後の研究にもよい刺激になると思い研修の参加を決意しました。 ラオスに実際行ってみて、行く前と後はどう感じましたか 野村さん:ラオス人の人たちはとにかく国民性が穏やかで優しいです。日本人と似ているなと感じました。生活環境に関しては、首都に行ったということもあるとは思いますが、意外と生活するにあたって不便な点がなかったことに驚きました。例えば、コンビニがどこにでもある、トイレも綺麗、停電がない。あと交通事情は日本と異なりルールが滅茶苦茶なところがありました。信号が壊れてもそのままでした。野良犬、野良猫、野良馬がいたのは衝撃でした。特に馬。食べ物に関しては、思っていた以上に食べ物が美味しくて、何を食べても美味しかったです。現地で飲むラオスビールは格別でした。建物は建設途中で放置されているものがありびっくりしました。石川さん:ビエンチャンセンターなどの真新しい建物が意外と多かったことは驚きました。日本のショッピングモールと大差なかったです。特に食べ物に関しては、意外と日本の方でも口に合いそうな料理が多く困らなかったです。 内山先生:10年以上にわたって、ラオスに注目していますが、この間、中国関連の投資の増加、中国ラオス鉄道の開通、ラオス国内の交通量、ビルの建設の増加等、様々な変化がありました。経済発展が着々と進む一方で、少し残念なのは、日本とラオスの経済交流が思った以上に伸びなかったことです。日本企業の進出が2013年に100社程度であったのが、2024年時点で、160社程度となっています。ラオスは内陸国で海や港がない、平地や人口が少ないなど、投資環境の上では不利な点がありますが、日本企業には、ラオスの特性や長所を活かした投資を検討してもらいたいですね。ラオス情報センターさんがラオスの様々な側面を発信することで、日本での認知度が上がり、そうした動きにつながるとよいですね。今後に期待したいところです。 今回のラオス研修内容で一番印象に残ったことを教えてください 内山先生:センビライ小・中学校との親善交流が実現し、生徒の皆さんからとびっきりの笑顔・歓声で迎えてもらえたことです。ページ冒頭の同校と本学の「友好の証」となる絵画(センビライ中学校4年次のラッタナー・ターマーソードさんが作画)を贈呈されたときは、胸が熱くなりました。あと、ゼミ生の活躍する姿、一生懸命な姿ですね。ゼミ単位で海外研修を実施するには様々なリスクや制約がありますが、実現できてよかったなと思いました。野村さん:ラオスの国民性は本当に印象的で、とにかく優しいです!!私が拙い英語で話しかけると、店員さんは英語がわからないのにも関わらず、懸命に意図を汲み取ろうとしてくれて本当に感動しました。皆さんも絶対にラオス人の優しさを感じるべきです。自分も優しくなれる気がします。石川さん:小中学校を見学しに行った時、設備面や授業形態など、根本的なところは日本の学校とあまり違いを感じなかったという部分で逆に印象に残りました。しかし、より詳しく調べてみると、見た目よりも教育制度などが整っていない現実もあったので、しっかり研究を進めていきたいと思いました。 今回の研修は自分の価値観をどう変化させましたか 野村さん:自分の視野がとても広がりました。海外に行った時に不安に感じる気持ちや文化の違いなどを体験することができたことで、日本に来ている外国の方々の気持ちをより理解し、親切に接しようという姿勢を身につけることができました。これからの人生に必ず役に立つことだなと思います。石川さん:各国にそれぞれの価値観があるということを再認識し、視野が広まりました。日本では常識だと思っていたことが、海外の国では重要視されていないなど、国が違えば価値観もガラリと変わります。このことにこの研修で気づくことができたのはラッキーでした。これからにも必ず生かしていこうと思います。 内山先生からみてゼミ生にどんな成長変化がありましたか 内山先生:研修に参加した3名のうち、2名(野村さん、石川さん)は初めての海外渡航でした。国境の壁を大きく打ち破って、見識を広げたように感じます。ラオスのことをよく観察し、しっかり向き合い、現地の人々と接していました。もともとしっかりした学生でしたが、研修を通してさらにたくましくなったようにも思います。海外で活動するには、先を見通して行動できなければなりませんが、そのあたりもしっかりできていました。社会人としての仕事にも通じてくるところですので、今後に大きな期待ができると思います。 ラオスは好きですか?またどんなところが好きですか 内山先生:もちろんです。気候、風土、食べ物もそうですが、やはり人々の気質、温かさですね。ラオス研究に携わることで、多くのラオスの方々と接しましたが、皆さんとても親切で、優しかったです。この記事を読んでいる皆さんも、ラオスを訪問すると同様に感じるでしょう。野村さん:大好きです!! ラオスの人々やラオスの雰囲気、ラオスの食べ物。最高です。現地で現地の料理を食べるから最高なんですよね!!ラオビアサイコーーーです!!石川さん:もちろん大好きです!!人柄の良さが1番の理由で、お店の人やホテルの受付の人もそうだったが、接するたびに優しさを感じました。  ラオスで気をつけるべきことはありますか 内山先生:安全性の高い国ですが、外務省の海外安全ホームページ等の情報から、注意すべき点を抑えておくとよいかと思います。野村さん:歩行者優先ではないので車には気をつけでください。野良犬にたいしては堂々とすればOKです。喫煙者の方は空港に喫煙所がない、ラオスのタバコ高いので気をつけてください。あと、みずも硬水が合わない人は気をつけたほうがいいかもしれません。石川さん:暑いので熱中症。野良犬猫がいるので狂犬病などに気をつけないとですね。あと、魅力あるものが多いのでお金の使いすぎですw 今回のラオス研修を踏まえて今後の進路はどうお考えですか 野村さん:日本に来てくれる外国人観光客に日本を好きになってもらうようなサービスをする企業で働きたいと思っています!もっとたくさんの人に日本を好きになってもらいたいです石川さん:この研修で得た経験や知識は、どの企業に行っても活かせることがあると思うので、この研修での経験を武器に自分の進路を進めていこうと思います。 内山ゼミの今後のラオスや他の国々との交流活動について、展望や計画はありますか 内山先生:今後もゼミの教育・指導の一環で「日ラオス友好促進活動」を続けていきたいです。できる限り多くの小・中学校や高校、日本語学校、大学などと親善交流の機会を作り、ラオスの方々から、日本に対しよいイメージを持ってもらえるように努めたいですね。そして、関係する皆様から助言をもらいながら、活動の幅を広げていきたいと考えています。それから、ラオスをはじめとする、東南アジアの国々の魅力をより多くの学生に伝えて、彼らの世界観や価値観に少しでも影響を与えられたらよいですね。 このページを見てくれた方に一言! 内山先生:ラオスのことやゼミの活動について、大学生や高校生など、特に若い方に関心を持ってもらえたらうれしいです。協力して何かを試みたいときは、お声がけいただけたらと思います。野村さん:ラオスは安心して行ける国です!!皆さんぜひ訪問してみてください!!石川さん:いちばんはじめに行ってよかったと感じる国でした。初海外で不安な方、どこにいこうか迷っている方はまずはラオスにぜひ行ってみてください! プロフィール名前:内山怜和出身:福岡県福津市出身大学:福井県立大学、同大学院所属・職位:桃山学院大学経済学部准教授専門分野:アジア経済論、開発経済論著書:坂田幹男・内山怜和(2016)『アジア経済の変貌とグローバル化』晃洋書房。論文:内山怜和(2023)「ラオス経済の転換と日本のODA」『桃山学院大学経済経営論集』第64巻第4号。名前:野村優介出身:大阪府堺市所属学部・学年:桃山学院大学経済学部4年次生研究内容:ラオス経済、ミャンマー経済名前:石川大真出身:大阪府和泉市所属学部・学年:桃山学院大学経済学部4年次生研究内容:ラオス経済、ミャンマー経済 取材日:2024年 4月21日(日) ...

今回は兵庫県を中心に学生国際協力団体とせて活動されている「CHISE」の代表 原田麗夢(はらだらいむ)さんにお話を聞かせていただきました。ラオスに貧困地域に学校の校舎や遊具、文房具などを、募金活動や学園祭の売り上げなどから支援されている方達です。ぜひ最後までご覧ください! どんな活動をされているのか教えてください ラオスのルアンアパパーンという都市の小学生幼稚園児を対象として、教育支援、校舎建設支援を行っております。日本では、週1回ミーティングを行い、現地からサポートをしていただいている、通訳さんからの子供達の写真などをみんなで見て、今後の活動について話し合っています。ラオスに実際に渡航するのは年に2回で、大体3月と9月です。自分たちが支援していることは現地で実際にどのように子供達の役に立っているのかを見に行くことはとてもやりがいになっています。 なぜラオスについ活動し始めたきっかけはなんですか 高校生の時に途上国の支援活動に興味を持ったのがきっかけです。大学に入ってCHISEを知り、活動に参加してみました。ラオスはあまり知られていない国であり、また、まだまだ貧困が広がっています。私はCHISEを通して子供たちに笑顔を広めたいと思っています。 ラオス研修を実施している目的は何ですか 自分たちが支援しているものを実際に肌で感じ、今後の活動にいかすためです。実際に子供たちに会ってみないと、現地の状況やニーズを理解することができません。ラオスの匂いや文化に触れ、興味や好奇心を持ち、さらには現地の人々との交流を通じて学ぶため、ラオスに実際に行くのは必要不可欠です。 ラオスに行ってみて行く前とのギャップは感じましたか 子供達の元気さは想像してた通りでした。しかし、現実の問題などにギャップを感じました。ラオスの景色は写真よりも遥かに広大で、子どもたちは写真と変わらない素敵な笑顔を見せてくれます。山奥の村を支援しに訪れたのですが、実際に見る自然の豊かさに驚きました。子どもたちは写真通り、楽しそうに笑顔で生活しており、その姿を見るとこちらも思わず笑顔になりました。現地で話を聞いてみると、子どもたちの多くが教育を受けられていない現実に直面しました。楽しそうに見える一方で、教育を受けられていない子どもたちが多いことを知り、支援したいという気持ちが一層強まりました。 ラオス研修内容で一番印象に残ったことを教えてください 実際に自分たちが建設に関わったものを見て感動したこと、ラオスの村人たちが私たちを歓迎してくれたことです。先輩が以前、小学校に遊具建設を支援し得たのですが、今までは写真でしか見れていませんでした。しかし、今回実際にその遊具がある学校に足を運びました。そこでは子供達が楽しそうにその遊具で遊んでくれていて、私は感動しました。今回のラオス研修では、今まで訪れたことのない村に行きました。実際に村に到着すると、そこでは村人たちが花道で歓迎してれていました。誰かわからない外国人をこんなにもあったかく迎えてくれるラオスの人々の心の温かさにCHISE一同感動しました。 ラオス研修に行ってみて自分の価値観は変わりましたか 現地の先生や村人とのインタビューを通じて、写真だけではわからない彼らの実生活を知ることができたことで、さらに暖かいラオスの人たちを支援したい気持ちがさらに強まりました!! ラオスは好きですか?どんなところが好きですか ラオスは大好きです!!ラオスは私にとって初めて訪れた国です。人がとにかく暖かいです。私がラオス語がわからなくて言葉が通じなくても、簡単な英語で寄り添ってくれたり、ジェスチャーで頑張って会話してくれようとしてくれていることがとても嬉しいです。また自然が豊かで空気が美味しく感じます、ナイトマーケットなど観光地もあり食事なども楽しむことができます。ラオス料理もタイ料理と似ているので、日本人の口にも合うと思います。値段もお手頃です。ラオスを嫌いな人はいないんじゃないですかね? ラオスで気をつけるべきことはありますか ラオスはとてもいい国ですが、あくまで東南アジアですので、安全には十分気をつける必要があると思います。スマートフォンやパスポートなどの貴重品には特に注意したほうがいいです。それと、とても暑い国ですのでこまめに水分を摂り熱中症対策が必要です。生の卵や、野菜などはお腹を壊す可能性があるのでに食事の時には気をつけてください。 今後のラオスの活動について展望や計画はありますか 私の代で新しい校舎を1つ建設を始めたいと考えています!これまでに先代が4つの校舎を建設してきましたが、コロナ後はあまり大きな支援が行えていません。コロナもだいぶ終息したと思うので、大きな支援を再開できるように日々メンバーで話し合いをしています。今までは募金活動や、学園祭の収益だけで支援を行っていましたが、校舎を建設するためにはある程度大きな金額が必要になります。クラウドファンディングなども視野に入れ活動していきたいと思っています。 このページを見てくれた方に一言! このページをご覧いただき、ありがとうございます!この記事を読んでぜひラオスに実際に行ってみてほしいです!!そこでラオスの人の温かさをぜひ感じてきてください!!私たちの活動にも興味を持っていただければ幸いです。ラオスの子供たちに笑顔を届けるために、ご支援いただけると嬉しいです。一緒に、彼らの未来を支えましょう! プロフィール名前(団体名):学生国際協力団体CHISE活動地域:兵庫県神戸市、姫路市、ラオス(ルアンパバーン)主なメンバーの大学:兵庫県立大学、関西学院大学活動内容:ラオスの貧困地域の教育支援SNS、ホームページ:https://www.instagram.com/saychise.laos?igsh=MWl0djZ2dnBzaGpndQ%3D%3D&utm_source=qr↑↑インスタhttps://twitter.com/CHISE_Laos↑↑Twitter 取材日:2024年 4月16日(火) ...

今回はラオスで技能実習生の送り出し事業をしている村田一成さんにお話を伺いました。大学生時代に行ったラオスの魅力に惹かれ、ラオスでの仕事に就いたほどラオスが大好きな方です。ぜひ最後までご覧ください。 村田さんの主要な事業内容について教えてください 私が勤めている「NMS Lao Sole Co.,LTD」の主な事業は、技能実習生の日本への送り出しです。スタッフは20人弱で日本人は4人です。(2024年4月現在)私は、主に日本語教師をしながら、送り出しに関しての必要な書類など手続き関係の仕事もしています。 ラオスで働くまでの経緯を教えてください 一番大きなきっかけは、大学生の時に東南アジアを回ったことです。その時にラオスに出会い、ラオスの人、気候、雰囲気にとても惹かれました。大学卒業後は、日本の製造業の会社で営業をしていましたが、25歳の時、自分のやりたいことをしたいと考え、思い切って退職しました。ラオスを含む東南アジアで働きたいと思っていたのですが、手に職を持つために「日本語教師」の資格を取得しました。その後は現在勤めている会社に就職し今に至ります。 なぜラオスで働こうと思ったのですか とにかくラオスが好きだったからです!!自分はゆったりとした環境が好きなので、大学生の時にラオスに訪れた時、自分の好きな雰囲気にピッタリ合っていました。ラオス人の人柄もすごく穏やかで、いいなと感じていました。25歳の時に思い切ってラオスで働こうと思えたのは、まだ若かったですし、失敗してもまだ何とかなると思ったからです。 ラオス来てから大変だったことはありますか そう言われると、意外とないです。自分が元々ラオスの環境が好きだったこともありますが、大体のものはラオスで買えるからですかね。日本食レストラン、日本の食材、日本人がいる病院もあります。周りのラオス人も親切な人が多く、自分の不十分なラオス語でも頑張って聞き取ろうとしてくれます。 ラオスで働く上で大切にしていることはなんですか 2つあります。1つ目「怒らない」2つ目「自分が正しいと思わない」ことです。ラオスでは怒ってもいいことは何もありません。ラオスでもし自分が怒ったとしたら、「この人は自分で感情をコントロールできない人なんだな」と思われてしてしまいます。基本的に、怒られた人が以前と同様に話してくれる事はまずありません。怒るのではなく、その問題は自分がどうやって導いたら解決できるのかなど違う方法を探します。仕事の中では、やはり予想外なことが起こります。そんな中では自分の常識など通用しません。それを十分に頭に入れて仕事をしています。と、頭では分かっているのですが、なかなか実践出来ませんね。日々反省しながら過ごす毎日です。 今後の村田さんのプランを教えてください 私と一緒に仕事をしてくれている人たちが、「村田と仕事をして心地がいいな」と思っていただけるように仕事をしていきたいです。いつの間にかラオスに長くいるので、まだラオスからは離れないとは思いますが、どこで働くにしても大切にしていきたいと思っています。 ラオスで起業や在住を考えている人へのアドバイスを教えてください ラオスは住めば都だと思います。一つ懸念点としては、市場が小さいので仕事は限られてしまうかもしれません。しかし、生活はしやすいです。マクドナルドなどがあるわけではないですが、先ほども言ったように、日本食レストラン、日本食材も困りません。公共交通機関はありませんが、タクシーは結構走っています。治安の面も、バイクの盗難に気をつけるくらいで、深夜の外出も特別危ないわけではないと思います。もしラオスに来られるようでしたら、もちろんウェルカムです!!待っています!! プロフィール名前:村田一成(むらたかずなり)出身:兵庫県大学:関西学院大学会社情報:NMS Lao Sole Co.,LTD会社URL:https://www.nmslao.com  取材日:2024年 4 月6日(土) ...

今回は日本語がペラペラのラオス人で、主に農業に関わる仕事を中心に活躍されているラオス人のウダイさんにお話を伺いました。日本やタイで働いた経験もある方です。ぜひ最後までご覧ください! ラオスでの主な事業内容を教えてください ラオスで行っている事業は2つあります。1つ目「LJC SOLE CO.,LTD」コンサル業。2つ目「 IFS EXPORT-IMPORT SOLE CO.,LTD」貿易業です。1つ目のLJC SOLE CO.,LTDはラオスの進出のご相談を受けていますが、農業コンサルを得意としています。実家が農家であることや、「農業復旧者」という資格も保持していることを生かしながらサポートさせていただいでおります。2つ目の「IFS EXPORT-IMPORT SOLE CO.,LTD」は日本からの和牛、お菓子、化粧品などの仕入れ、現地での販売をしております。 ラオスで起業するまでの経緯を教えてください 私はラオスの国立大学を卒業後、日本の京都にある日本語国際センターというところで2年半日本語の勉強をしました。その後に日本で「農業復旧者」の資格取得をするため農業関係の仕事を3年間し資格を取得しました。その後は、日本で仕事をしていた時のつながりで、バンコクの日系企業に勤めそこでも農業関係の仕事をまた3年間しました。コロナ前に家族の体調が悪化しラオスに帰国しなければなりませんでした。その後はラオスで実家の仕事である農業を継いで、レモン、マリーゴールドなどを育てていました。農業をしているうちに、日本時代にできた人脈もあり、ラオスへの農業進出の相談をだんだん受けるようになっていきました。このことがラオス進出コンサル(LJC SOLE CO.,LTD)を始めた理由になります。貿易業に関しては、自分が日本が好きだし、日本との繋がりを持っているので、まだラオスではあまり輸入さてていない和牛などの商品を輸入してみようという気持ちから始まりました。2つとも日本に行っていた経験から始まっています。 ラオスで働きたいと思った理由を教えてください 初めは家族の世話をするためでしたが、やっぱり自国のために何かやりたいという思いが強いです。なかなかラオス人で日本語がペラペラな人はいないので、自分の希少性を活かしたことができればラオスのためになるのではないかと思って日々過ごしております。 ラオスで働く上で大切なことを教えてください ラオス人の信頼できるパートナーを見つけることです。ラオスで仕事をしていくには日本人100%で行うことは難しいです。自分がラオス語を勉強するか、英語または日本語を話せるラオス人を探して、またその人がしっかりと信頼できるか見極めることが大切です。過去にも日本人がラオス人と協力してビジネスをしていたら、途中でラオス人の方がお金を持って逃げ出した事例もあります。ラオス人全員が悪い人ではもちろんないですが、慎重にパートナーを見つけてみてください。 今後の御社のプランを教えてください 「LJC SOLE CO.,LTD」に関しては現在やっていることをそのまま続けていこうと思っています。「IFS EXPORT-IMPORT SOLE CO.,LTD」に関しては自分でショップを立ててそこで、自分が輸入した商品を売っていきたいと思っています。たくさんの日本の商品があると面白いと思います。 ラオスで起業を考える人へアドバイスをください 先ほども言ったように、慎重にパートナー選びをすること、人脈を作って情報を仕入れることです。人脈づくりは、ラオスの日本人会でするといいと思います。ラオスにもラオスで働いている、住んでいる人たちが所属している日本人会というものがあります。まずはラオスに住んでいる日本人にラオスに関しての情報を聞くといいと思います。 プロフィール 名前:OUDAY AMPHONYALATH大学:ドンドーク国立大学会社情報:LJC SOLE CO.,LTD(ラオス進出コンサル)  /  IFS EXPORT-IMPORT SOLE CO.,LTD(貿易) 取材日:2024年 4月4日(木) ...

今回はラオスの大学に一年間通った後、日本食レストランをはじめ3つの事業を現在を展開されている、藤田真人さんにお話を伺いました。現地の人々の労働を場を提供するという意味でも、様々な事業をされに展開予定とのことです。ぜひ最後までご覧ください! ラオスでの主な事業内容を教えてください。 現在展開している事業は、3つあります。1つ目「ドンドドン酒場」日本食レストラン。「町中華居酒屋」のような雰囲気を目指しており、日本の味をリーズナブルに提供しています。2つ目「CyBAR Planet Laos Restaurant」ガールズバー。ラオスで唯一のガールズバー。可愛いラオス人スタッフと、素敵な時間を過ごすことができます。3つ目「LJC SOLE CO.,LTD」進出コンサルの事業です。日本語ペラペラのラオス人パートナーと共にラオスへの進出のサポートをしています。 ドンドドン酒場の様子 CyBAR Planet Laos Restaurantの様子 ラオスで起業するまでの経緯を教えてください 福岡の大学を卒業後、23歳でラオスに足を踏み入れました。きっかけは虫から生えるキノコの人工栽培プロジェクト。ラオス国立大学のラオス語学科に通うことでビザ取得も可能とのことで、その道を選びました。キノコ工場の経営や、九州造園での公園や道路の造成などを経験。20代後半にラオスでの生活を本格的に始める決意をしました。そこから、ラオスでやっていくために「ドンドドン酒場」をオープンさせました。2年ほど現地のラオス人スタッフと共にレストラン経営をしていくうちに、様々な人との人脈を築くことができました。その人脈と、ラオスにガールズバーがないという理由から、「CyBAR Planet Laos Restaurant」をはじめました。コンサル事業に関しては、普段からフリーで受けていたラオスについての相談が多くなってきたので、法人化させました。 ラオスで事業をやる上での苦労を教えてください 大きく分けると3つあります。1つ目「ラオス人との常識の違い」2つ目「市場が小さい」3つ目「キープの暴落」です。ラオスでは農業をやっている人口が国民の8割と言われています。そのラオス人に商業を教えるというのは一苦労です。仕事を簡単なタスクに分けていって、わかりやすい仕組みにする必要があります。ラオスは首都のビエンチャンでさえ100万人程度です。その中でビジネスを成功させるためには、お客さんのニーズをしっかり汲み取る必要があると思います。キープの暴落は、コロナが原因で起こりました。通貨の価値は1/2ほどになり、そのせいでラオスの優秀な人材もタイヤベトナムなど近隣諸国に出稼ぎに行ってしまい、なかなか人材も集まりませんでした。 ラオスで働く上で大切なことを教えてください 「怒らない」「せかさない」です。ラオス人とは常識が違う中で、もし仕事にミスがあったりしても怒ったりしても何もいいことはありません。怒らず、せかさずにできるような仕組みをこちら側で作ることが大切です。 今後のプランを教えてください まだまだいろんな事業をやっていきたいです。今検討中などは、射撃場です。ラオス人スタッフが楽しく働けるような環境を作ってあっげるためにも、藤田カンパニーを大きくしていけたらいいなと思っています。 ラオスで起業を考える人へアドバイスをください 市場が小さい、儲かる商売、儲からない商売が分かれているため、事前の調査はしっかりしたほうがいいです。しっかり現地の方々のニーズを掴むことができれば、成功できると思います。生活面に関しては、ある程度のものは現地で購入可能です。しかし、公共交通機関がないのでバイクか車がないと不便です。日系病院はありませんが、バンコク病院で日本人スタッフがいるため安心して病院にもいけます。相談があれば、弊社までお問い合わせください。 プロフィール名前:藤田 真人出身:福岡大学:ラオス国立大学会社情報:ドンドドン酒場 / CyBAR Planet Laos Restaurant / LJC SOLE CO.,LTD 会社概要:「ドンドドン酒場」日本食レストラン。「町中華居酒屋」のような雰囲気を目指しており、日本の味をリーズナブルに提供しています。「CyBAR Planet Laos Restaurant」ガールズバー。ラオスで唯一のガールズバー。可愛いラオス人スタッフと、素敵な時間を過ごすことができます。「LJC SOLE CO.,LTD」進出コンサルの事業です。日本語ペラペラのラオス人パートナーと共にラオスへの進出のサポートをしています。 取材日:2024年 4月1日(月) ...