今回は、愛知県で活動している学生国際協力団体SIVIO東海支部代表の祢宜田葵(ねぎた あおい)さんにインタビューさせていただきました。SIVIOの活動内容やラオスへの支援の背景、現地での体験などを詳しくお伝えしていきます! 学生国際協力団体SIVIO東海支部とはどんな団体ですか 学生国際協力団体SIVIO東海支部は、愛知県を中心に活動する学生団体です。メンバーは南山大学、淑徳大学、中京大学、愛知大学、名古屋学院大学などの大学生で構成されており、ラオスの教育支援を目的としています。SIVIO東海支部の活動理念は、ラオスへの教育支援と学生間にチャリティームーヴメントを起こすことです。ラオスの子どもたちに質の高い教育環境を提供するとともに、参加学生たち自身も成長することを目指しています。 SIVIO東海支部の活動内容を教えてください SIVIO東海支部は、年に2回ラオスに訪れて、現地調査やプロジェクトを行っています。初期は学校の建設支援を行っていましたが、現在は文房具の寄付や、机椅子の支援、校舎の修理をしています。また、愛知県を中心に様々なチャリティーイベントを開催し、ラオスの教育支援に必要な資金を集めるだけでなく、参加者がラオスの現状を知り、支援の輪を広げる機会となっています。さらに、毎年2回行われるラオス現地調査では、10日間の現地調査を通じて学校や村の見学、インタビューを行い、次の支援計画を立てています。コロナ禍が明けたことで、参加者も徐々に増えています。 ラオスへの支援活動の背景を教えてください SIVIOの支援活動は17年前に始まりました。創設者がサッカーボールを持って旅していた際、偶然ラオスを訪れたことがきっかけです。彼がラオス人の人柄に惹かれ、ラオスのために活動したいと思い支援活動がスタートしました。創設者がサッカーボールを持ってラオスを訪れた際、現地の子どもたちの笑顔に感動し、教育支援を決意したエピソードは、17年経った今もメンバーたちに受け継がれています。私がこの活動を始めようと思ったきっかけは、学校で学んだSDGsの中の、教育や貧困についての関心です。ラオス支援活動を通じて、学んだ知識を実践に移し、現地の子どもたちと触れ合うことで、自身の価値観を深めています。学びを実践に移す機会はなかなかないので、SIVIOに出会えたことはとても大きなことでした。 ラオス研修の目的と意義はなんですか ラオス研修の目的は、現地の声を直接聞くことにあります。子どもたちや教職員、地域の人々との対話を通じて、彼らが本当に必要としている支援を見極めることができます。現地での研修は、メンバーのモチベーションを高めると思います。実際に支援を受ける子どもたちの笑顔や、現地の人々の温かい歓迎に触れることで、さらに活動に熱意を持って取り組むことができます。また、一方的な支援ではなく、現地の人々との信頼関係を築くことが重要だと感じています。そのために、半年に一度自分たちが支援した物資の確認を行い、現地のニーズに合わせた支援を継続できるように努めています。 現地での体験と感じたギャップはありますか 初めてラオスを訪れたメンバーの多くは、ビエンチャンの都会的な雰囲気に驚きます。現地の村の写真だけを見ていたため、都会的な部分もあることに驚かされます。ラオス人は非常に温かく、親切です。初めて海外に行ったメンバーも、その温かさに感動し、異国の地での不安が一気に和らぎました。多くのメンバーにとって、ラオスは初めての海外経験なことが多いですが、異文化との触れ合いは、新しい発見と驚きに満ちており、その体験は一生の思い出となっています。 ラオス研修での印象的なエピソードを教えてください ラオスの学校を訪れた際、子どもたちの笑顔が最も印象に残ります。純粋で無邪気な笑顔を見ると、これまでの活動が報われる思いがし、さらに頑張ろうという気持ちが湧いてきます。また、ラオスの人々とすぐに仲良くなれるのも、研修の魅力です。忙しない感じがなく、ゆったりとした時間の流れの中で、深い交流ができるのはラオスでしかできないと思います。研修の前後の観光の中で訪れたルアンパバーンでのゾウ乗り体験も、忘れられない思い出です。大自然の中での特別な体験は、ラオスならではの魅力です。 団体の今後の活動と展望を教えてください 今後は、「つながり」を意識した活動を続けていきます。日本国内での広報活動を強化し、より多くの人々にラオス支援の重要性を伝えていきます。愛知県でのイベントに積極的に参加し、ラオス支援活動を広める努力をしています。多くの人々に支援の輪を広げてもらうために、様々なイベントやフェスティバルに出展しています。最近では、新たな企業との連携も進めています。企業からの支援を受けることで、より多くのプロジェクトを実現し、ラオスの子どもたちにさらに多くの支援を届けることを目標としています。 このページを見てくれた人に一言!! 私たちの活動に興味を持っていただけた方は、公式SNSをチェックしてみてください!活動を通じて、ラオスの子どもたちと直接触れ合い、自分自身の成長を感じることができます。ラオスの一部地域では貧困が深刻な国ですが、人々はとても温かく、優しいです。私たちが支援することで、彼らの未来を少しでも明るくする手助けができます。ラオスに行くことで、あなたの人生も変わるかもしれません。私の初めての海外体験はラオスで、それが私の人生を大きく変えました。もし、何か新しいことに挑戦したいと思っているなら、ぜひラオスを訪れてみてください!貧困のイメージが強いかもしれませんが、ラオスの人々の優しさと穏やかさは、きっとあなたの心に深く残ると思います!! プロフィール 団体名:学生国際協力団体SIVIO東海支部活動地域:愛知県 ラオス(ビエンチャン県カーシー郡)主なメンバーの大学:南山、淑徳、中京、愛学、名学など活動理念:・ラオスへの教育支援・学生間にチャリティームーヴメントを起こすこと。年に2回のラオスでの現地調査を経た教育支援。愛知県を中心にチャリティーイベントを行っています。X:SIVIO_toukaiInstagram:@toukai_sivioHP:https://www.sivio.org/blank-1HPが今更新中でまだ古い状態です🙇‍♀️ 取材日:2024年5月22日 ...

ラオスでの移動は超便利! 実施にラオスに行った筆者が、ラオスの首都ビエンチャンで驚きの発見をしました!!「Grabが使えなかったんです…」これまでの旅では、各国でお馴染みの「Grab」が利用でき、便利に移動してきました。しかし、ラオスではそんなGrabは使えず、代わりに現地発のタクシーアプリ「LOCA」が猛威を振るっているのです。この記事では、筆者がLOCAを実際に試し、その利便性や使い方についてご紹介します。現地での移動手段に悩んでいる方や、次のラオス旅行での準備に役立てたい方は必見です! ラオスでのLoca実体験 私はこれまでの旅では、ベトナム、シンガポール、インドネシア、マレーシア、カンボジア、タイと行きましたが、どの国でも「Grab」というタクシーアプリが利用でき、移動にとても便利でした。しかし、ラオスではこのGrabが利用できないことがわかりました。代わりに、現地で利用されているのが「LOCA」という独自のタクシーアプリでした。旅行者にとっては少し驚きの情報でしたが、現地の移動手段としてLOCAが主流であることを知り、早速試してみることにしました。https://apps.apple.com/app/id1374380531↑こちらから「Loca」をインストールしてみてください。 利用方法 LOCAを利用するには、まずアプリをインストールし、個人情報を登録する必要があります。登録が終わったら、早速利用可能です。アプリを開いて現在地から目的地を設定すると、配車がマッチングされ、指定した場所まで車が迎えに来てくれます。予想待ち時間も表示されるので安心です。決済方法に関してですが、クレジット決済がおすすめです。初めの登録をする手順で、クレジットカードを紐ずけ登録する工程があるため、済ませておきましょう。現金支払いも可能ですが、ドライバーがお釣りを準備していないことが多いため、現金支払いをする場合はおつりの準備をしておくことが重要です。 ピックアップの待ち時間 こちらの写真にある車マークは、待機しているLocaの車です。待機している車が少ない場所では待ち時間がかかることもあります。私が夜中にタクシーを呼んだ際も、車が到着するまで15分ほど待ちました。しかし、ビエンチャン駅やその周辺、昼間の時間帯では、車が近くにいることが多く、待ち時間は短く済みました。 乗車手順 次に乗車時の手順いついて解説します。車がどこにいるかはアプリ上の位置情報で把握できるので車が近くまで来ているかを確認しましょう。乗車時には、ナンバープレートを確認し、ドライバーに自分の名前を伝えて乗車します。携帯でLocaのアプリ画面を見せるのがわかりやすいでしょう。次に支払いについてです。 利用料金と支払い 次に支払いについてです。降車後には最終的な料金が表示され、「SUBMIT」をタップすると、登録したクレジットカードから支払いが行われます。現金支払いの場合はアプリに目的地到着時に料金が表示されるので、到着後ドライバーに直接支払いをします。英語が通じることが多いですが、もしやりとりに困ったら翻訳アプリなどを使ってやり取りをしてみてください。注意点として、ドライバーがお釣りを持っていないことが多いので細かいお金を事前に用意しておきましょう。ドライバーは日本と違いタクシー運転手ではなく、一般市民なのでお釣りに関してはこちらの責任です。しかし、基本的に車を持っているラオスの人々はとても優しいことが多いので安心してください。私が利用した時は大体30分で、料金は1400円くらいでした。日本のタクシーより全然安いです。レシートも後から乗車履歴から見れるので、安心です。経費精算用のレシートもライバーの方からは準備してくれませんので、アプリやクレジットカードの履歴から精算しましょう。 目的地の検索 目的地の検索はGoogleマップのAPIを使用しており、日本語での入力も可能です。私は現地語が分からないため、日本語で目的地を入力しても問題ありませんでした。英語で検索しても大丈夫なので、日本語で入力してみて表示されなかったら英語で入力してみるのがいいでしょう。もし表示されない場合は地図から探すこともできます。Google マップなどと照らし合わせて目的地を間違いのないようにピンをセットしましょう。 まとめ 現地語が分からない場合や、交渉が難しい場合には、このようなタクシーアプリが本当に便利です。ラオス旅行を計画している方は、旅行前にその国で利用できるLocaのインストールやアカウントの登録、決済情報の登録を済ませておくことをおすすめします。この記事の内容を参考に最高のラオス旅行を楽しんでください! ...