東南アジアの心を動かす風景と文化の間を旅することは、多くの旅行者にとっての夢です。カンボジアからラオスへの陸路での旅は、その夢を現実にする絶好の機会を提供します。今回は実際の実体験をもとにカンボジアからラオスへの行き方を紹介します。バスでの移動はなかなかに過酷なので、ラオスでしか味わえないことをしたい方にはとてもおすすめします。 目次 1. パクセーからビエンチャンへのルート 1.1 旅行の準備 ラオス南部のパクセーから首都ビエンチャンまでは、車で約12時間、距離にして670キロメートルの道のりです。日本で言うと東京から岡山県くらいまでの距離です。日本だと新幹線を利用すれば4時間です。移動手段としては、バスや飛行機も利用可能ですが、車での移動はラオスの美しい風景を楽しみながら旅を進められるのが魅力です。飛行機移動だと値段は約1万円、移動時間は約1時間で移動することができます。Googleマップでルートを確認し、休憩場所や宿泊施設などを事前に調べておくと、よりスムーズな旅を楽しめます。 1.2 パクセーからビエンチャンへのルート パクセーからビエンチャンへのバスは、市内のいくつかのバス代理店で予約できます。バスの写真が載っている看板を掲げている会社は大体バスを予約できます。価格はどの代理店もそんなには変わらないので早めにチケットを取っておきましょう。私が実際に取ったチケットの価格は1人280,000キープ(約14ドル、約2,000円)でした。ラオスでは近年ラオスキープの暴落によって、1年前と比べると価格が2倍になっているという状況が起きています。円安の日本には嬉しいですね。 1.3バス乗り場とチケット情報 バス乗り場は市の中心部からアクセスしやすい場所にあり、多くの窓口がありますが価格はどこも同じです。値下げ交渉は通用しないので看板に書いてある価格でチケットを購入しましょう。以下にバス乗り場の地図を貼っておくので、ご参照ください。 3. バス旅行の実際の体験 2.1バスの内部と設備 バス内では土足が禁止されています。席はフラットになる設計で、2人がギリギリ寝ることができる程度のスペースがあります。席のベッドの縦の長さは約160cmで、男性の場合は足を完全に伸ばすのがギリギリかもしれません。足元に荷物を置く必要があるため、スペースはもう少し狭くなります。しかし、ベッドは思ったより固くなく、意外と寝やすいです。また、ベッドの匂いも気にならないため、快適な旅行が期待できます。 2.2 バス旅行中のヒント バスに乗車すると、水のボトルが1本支給されました。席には2口のコンセントが備え付けられていますが、壊れている可能性もあるため注意が必要です。そのため、基本的にはモバイルバッテリーを持参することをお勧めします。バスの入り口に近い席では、灯りが眩しく感じることがあります。これを避けるためには、アイマスクを持っていくと良いでしょう。乗客は比較的静かに寝ていて、騒がしいことはほとんどありませんでした。ただし、道が荒れている部分では、バスの振動が激しくなり、それが原因で起きてしまうこともありました。バスでの移動はなかなかに過酷なので、ラオスでしか味わえない移動を楽しみたい方にはおすすめします。 3. ビエンチャン到着後の移動 3.1 ビエンチャンのバスターミナル ビエンチャンには、およそ午前7時に到着しました。到着地点はビエンチャンのバスターミナルのような場所でした。そこからは、バスやTukTukを利用して、それぞれの目的地に向かいます。以下に到着場所の地図を貼っておきます。ご参照ください。 3.2 TukTukによる移動 バスターミナルは市の中心部から少し離れているため、私たちはTukTukで約30分かけて移動しました。料金は約50,000キープ(約500円)でしたが、ぼったくられる可能性もあるため、料金はお金の単位があっているかなど慎重に確認しましょう。意外にも、市の中心部に向かう人は少なく、私たちが訪れた際には、私たち以外に市中心部へ向かう人はいませんでした。現地の人が多いので、旅行に行った際は他の旅行客と一緒に行動することをおすすめします。また、多くのドライバーは英語を話せないため、コミュニケーションを取る際には翻訳ツールの使用が便利です。旅行中は常に翻訳アプリを使えるように事前Google翻訳にラオス語をダウンロードしておくことをお勧めします。 ラオスでのタクシーアプリの使い方はこちらの記事で確認!!ラオスで便利なタクシーアプリ「LOCA」 4. よくある質問 Q1. パクセーからビエンチャンまでのバスの料金は?A1. 私が取ったチケットの価格は1人280,000キープ(約14ドル、約2,000円)でした。Q2. バスの中での設備はどのようなものがありますか?A2. バス内では土足禁止で、席はフラットになる設計です。コンセントや水のボトルが提供されますが、コンセントが壊れていることがあるのでモバイルバッテリーを持参することをお勧めします。Q3. バスターミナルから市内中心部への移動手段は?A3. TukTukを利用しました。料金は約50,000キープ(約500円)でした。Q4. ビザや健康面の準備はどうすればよいですか?A4. ビザの確認と適切な予防接種を受けることが重要です。カンボジアとラオスの入国要件を事前に確認しましょう。Q5. バスのチケットはどこで購入できますか?A5. 市内のいくつかのバス代理店で予約できます。事前に調査し、最適なオプションを選びましょう。 まとめ ラオスでの陸路の移動はなかなかにハードですが、ラオスでしか味わえない体験をしたい人には特におすすめです。安全面に配慮しつつ、しっかりと準備を整えて、この素晴らしい旅を楽しんでください。記事に書かれてあることを参考にして、素敵なラオス旅ができることを祈っています!! 関連記事 【ラオスでボランティア】suungのメンバーが語る田舎街の魅力 2024-11-12 今回はラオスを支援している学生団体の一つ『suung』のメンバーの一人がラオスで行ったボランティアの体験談を記事にしてくださいました。 ラオスの田舎での貴重な体験が書かれていますのでぜひ最後までご覧ください。 学生団体『sunng』メンバーの体験談 ラオス__そこは私にとって安心と刺激を同時に感じられる場所だった。 2023年末から2024年始にかけて、ラオスの田舎町に行ってきました! 私が滞在したのは、ラオスの南部に位置するチャンパーサックという場所。 首都ビエンチャンを訪れたこともなければ、リゾート地のルアンパバーンに行ったこともない。だから、ラオスの全てを語ることなんてできません。 裏を返せば、ラオスの田舎町を旅の目的として行く人は多くないと思うので、参考までに私が田舎町で何を感じ、何を考えてきたのかをご紹介します! ラオスと地元の似ているところ 今まで8カ国に行ったことがありますが、1番地元を想起させたのがラオスでした。 夜空を見上げると星が瞬いていて、早朝から人が動いている。あたり一面を畑や川が埋め尽くしていて、自然が豊かであることを全身で感じられます。 閑散としすぎず、都会過ぎず。自然と共存している感じが地元にそっくり。 私はアジアとヨーロッパに滞在経験がありますが、ラオスを除くとほぼ全ての国で英語が通じました。 でも、ラオスの田舎ではほぼ通じません。 ...

東南アジアの中でも特に魅力的な国、ラオス。その南部に位置するパクセ―は、豊かな自然と歴史的な遺産に囲まれた美しい街です。観光地としても知られるパクセ―ですが、旅行者にとって見逃せないのが地元の市場です。この記事では、パクセ―の「チャンパサックマーケット」をご紹介します。市場の基本情報から商品ラインナップ、訪れる際の注意点まで、次回のラオス旅行の参考にしてください。 目次 1.マーケットの紹介 1.1チャンパサックマーケットの基本情報 ラオスの魅力的な街、パクセ―を訪れた際に、完全なローカル体験が味わえる市場「チャンパサックマーケット」を発見しました。大きな橋のすぐ近くに位置していて、パクセーで一番大きなマーケットです。以下はマーケットの地図です。 1.2 市場の歴史と文化 チャンパサックマーケットは、地元の人々の日常生活に密着した市場で、長い歴史を持っています。ラオスの伝統文化が色濃く反映されたこの市場は、地元の人々が集う場所であり、観光客にとっても貴重な文化体験ができます。 1.3 市場へのアクセス 市場へのアクセスはとても簡単です。市内からはタクシーやレンタルバイクで行くことが多く、観光の途中で立ち寄るのに最適です。市場周辺には駐車場は少ないので、車でのアクセスは避ける方が無難です。タクシーやレンタルバイクで行くと、ラオスのローカルな雰囲気をさらに感じながら移動できます。 2.マーケットの商品 2.1 食材と食品 市場には新鮮な野菜や果物、肉、魚が並びます。早朝から営業しており、新鮮な食材を手に入れるには早めの訪問がおすすめです。特にラオスならではの食材も多く、地元の料理を楽しむための材料が揃っています。早朝はレストランを営業している人が、食材を買い付けに来たりもしていて、ラオスの日常を感じることができます。 2.2 衣料品とアクセサリー 衣料品は驚きの35,000キープ(約250円)からと大変リーズナブルです。ラオスの伝統的なスカート「シン」や現地のアクセサリー、手作りの靴など、多彩な商品が揃っています。質の良い衣料品やラオス独自のデザインが魅力です。お土産に買っていくのもいいでしょう!! 2.3 手工芸品とお土産 ラオスの伝統的な手工芸品やお土産も豊富です。織物や木彫り、陶器など、手作りの温かみを感じられる品々が並んでいます。東南アジアならでわの雰囲気は癖になりますよね。これも、家族や友人へのお土産にもってこいです! 3.マーケットを訪れる際の注意点 3.1 迷子にならないための対策 市場は広く、迷路のようになっています。迷子にならないように、マーケット内の地図やスマートフォンのGPSを利用することをおすすめします。また、お気に入りの店を見つけたら、その場所や商品情報をメモしておくと便利です。 3.2 ショッピングのコツ 早起きして訪れると、新鮮な食材や良い品物に出会えます。市場は12時頃には多くの店が閉まるので、早めの訪問がベストです。お土産できるような雑貨は夕方くらいまでお店が空いているので、安心してください。また、ラオス語の基本的なフレーズを覚えておくと、地元の人々とのコミュニケーションがスムーズに進みます。 ラオスの基本フレーズを以下の記事で確認しましょう!ラオスの言葉と基本フレーズ 3.3 交渉と価格 市場では価格交渉が一般的です。値段を聞いたら、少し交渉してみると良いでしょう。ただし、礼儀を持って交渉することが重要です。現地の通貨キープはしっかりと準備しておきましょう。 ラオス通貨の準備の仕方は以下の記事まで!!ラオス通貨への両替の仕方 4.まとめ チャンパサックマーケットは、ただの買い物だけでなく、ラオスの文化や生活を感じることができる場所です。訪れる際は、その独特な雰囲気や人々とのコミュニケーションを楽しんでください。ラオス・パクセ―の「チャンパサックマーケット」、旅の思い出に残ること間違いなしのスポットです。次回の旅行計画にぜひ加えてみてくださいね! 関連記事 【ラオスでボランティア】suungのメンバーが語る田舎街の魅力 2024-11-12 今回はラオスを支援している学生団体の一つ『suung』のメンバーの一人がラオスで行ったボランティアの体験談を記事にしてくださいました。 ラオスの田舎での貴重な体験が書かれていますのでぜひ最後までご覧ください。 学生団体『sunng』メンバーの体験談 ラオス__そこは私にとって安心と刺激を同時に感じられる場所だった。 2023年末から2024年始にかけて、ラオスの田舎町に行ってきました! 私が滞在したのは、ラオスの南部に位置するチャンパーサックという場所。 首都ビエンチャンを訪れたこともなければ、リゾート地のルアンパバーンに行ったこともない。だから、ラオスの全てを語ることなんてできません。 裏を返せば、ラオスの田舎町を旅の目的として行く人は多くないと思うので、参考までに私が田舎町で何を感じ、何を考えてきたのかをご紹介します! ラオスと地元の似ているところ 今まで8カ国に行ったことがありますが、1番地元を想起させたのがラオスでした。 夜空を見上げると星が瞬いていて、早朝から人が動いている。あたり一面を畑や川が埋め尽くしていて、自然が豊かであることを全身で感じられます。 閑散としすぎず、都会過ぎず。自然と共存している感じが地元にそっくり。 私はアジアとヨーロッパに滞在経験がありますが、ラオスを除くとほぼ全ての国で英語が通じました。 でも、ラオスの田舎ではほぼ通じません。 お店のメニューはラオ語だし、ゲストハウスの人も英語で会話はできない。 実は私の地元も英語が話せる人はあまりいないので、逆に安心しました。 おしゃれなオフィス街でバリバリ仕事する。英語を使って海外の企業さんとMTG。憧れるけれど、時折そんな理想に疲れてしまうことがある。 だけどラオスにも地元にも、何もない自分に確かな居場所があって、等身大の自分を愛せる雰囲気があるところが大好きなのかもしれません。 ラオスが持つ独特の雰囲気 言葉が通じなくても、ジェスチャーやGoogle翻訳でどうとでもなります。むしろ、お互いが目を見て話し、なんとか伝えようと理解しようと歩み寄るその瞬間に文化交流の尊さが感じられます。 ラオスは時計があまりありません。時間に追われて生きている雰囲気は微塵も感じられず、とにかくのんびりゆったりした温かい空気が漂っています。 だから、 ...

アンコールワットのあるカンボジア🇰🇭シェムリアップからラオス パクセーへの絶景を堪能しながらの移動を考えているあなたへ。バスでの移動実体験をもとに、このガイドでは移動の際の詳細と必要なポイントを丁寧に解説します。バスでの移動は約12時間ですので、ラオスならではの体験を求めている人にはおすすめしますが、楽に楽しくラオス旅行をしたい方には、少しハードな旅になるかもしれません。。カンボジアからラオスへの国境越えの情報などもまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。 目次 1. 基本情報 1.1基本情報 今回は『Pic-A-Place Travel & Tour』というバス会社を通して体験したバスでの移動を紹介していきます。12時間の大移動になります。出発時間: シェムリアップからパクセーのバスはどのバス会社も7:30am出発なので、遅れないようにしましょう。 他の時間は夜になると国境が閉まる関係で、運行していません。あらかじめバスのスケジュールを踏まえて旅行計画を立てることをおすすめします。乗車料金: $18.5(約2000円)。12時間移動にしては、比較的リーズナブルな料金です。 バスの特徴: 落ち着いた雰囲気のバンタイプで、約10人乗り。少人数での移動なので、ある程度個人のニーズに応じたサービスを受けやすいのが魅力です。以下、バスを予約した会社の地図です。優しいカンボジア人スタッフが出迎えてくれます。 2.出発前の準備 2.1 バス会社とのやり取り 今回のバス会社では、ピックアップをしてもらうホテルを決めたら、ホテルの住所と部屋番号をバス会社に事前に伝えることが必要です。うまく伝えられない時は、ホテルのスタッフに電話などを代わってもらって連絡してもらいましょう。 2.2 必携アイテムチェック 長時間の移動に備えて、冷房に対応した上着や車酔い対策の酔い止め、少額のラオスキープを持参することをおすすめします。車内は冷房が効きやすいので、薄い上着を持っていくと便利です。特に、道路の状態によっては車酔いしやすいので注意が必要です。整備されていない道路を通ることもあるため、日本では感じないような車の揺れの対策をしましょう。また、少額のキープは国境を越える時に$2(約40,000キープ)を支払う必要があるため、USドルかキープを用意しておきましょう。このお金はおそらく不正にラオスの国境スタッフが徴収しているものだと考えられますが、トラブルを防ぐために、指定された額を支払うようにしましょう。500円分くらいの価値の通貨を持っておけば安心です。タイバーツでも対応可能だと思います。 3. 移動中の様子 3.1 バスの環境 車内は清潔で、冷房がしっかり効いているので、暑い日も快適です。ただし、冷房が強めなので薄手の上着があると心地良いでしょう。また、道路の状態により凸凹が多いため、酔いやすい方は事前に酔い止めを摂取すると良いでしょう。 3.2 乗客の動向 シェムリアップからラオスの国境にかけての乗客は少なめです。しかし、ランチタイム後には他のルートからの乗客と合流し、バスが賑わい、少し窮屈になることもあります。 4. ランチ休憩 4.1クメール料理のランチ 約1時間のランチ休憩が設けられており、ローカルなクメール料理を味わう絶好のチャンスです。料理は旅行者向け価格で少し高めですが、本場の味を楽しむことができます。 4.2 トイレ情報 ランチスポットに併設されているトイレはありますが、トイレットペーパーがないことが多いので持参すると安心です。レストランのティッシュを借りるのも良いでしょう。 5. 国境越えの手続き 5.1バスの乗り換え 国境越えの際は、異なるバンへの乗り換えが必要です。バンは同じバス会社で運営されているため、国境を越える前に乗り換えチケットをもらい、国境を越えた後にそのチケットを新しいバンのドライバーに見せれば簡単に乗ることができます。一緒にバスに乗ってきた人たちと行動することをおすすめします。 5.2VISA情報 日本人は14日間以内の滞在ならVISAは不要です。しかし、$2(約40,000キープ)の手数料を国境職員に支払う必要があるので注意が必要です。公式には$2の支払いが必要とは書かれていませんが、問題を避けるためにお金を準備しておきましょう。 6. 到着&下車時の注意点 6.1下車場所 「パクセーの中心部で降ろしてください」と伝えるとホテルやレストランがある大通りでの降車となります。事前にホテルなどを予約していれば特定の場所での降車が可能なので、ドライバーに伝えて連れて行ってもらいましょう。SIMを買っていないと電波が使えないので、事前に住所をスクリーンショットしておくと便利です。 まとめ バスでの移動は、約12時間の長時間の移動となります。シェムリアップからパクセーへ移動する最安の方法ではありますが、かなり疲れます。それでも「旅」を感じられます。私はバスでの移動を一度でいいので皆さんに体験していただきたいです。このガイドを参考に、楽しいラオス旅行を体験してください!! 関連記事 【ラオスでボランティア】suungのメンバーが語る田舎街の魅力 2024-11-12 今回はラオスを支援している学生団体の一つ『suung』のメンバーの一人がラオスで行ったボランティアの体験談を記事にしてくださいました。 ラオスの田舎での貴重な体験が書かれていますのでぜひ最後までご覧ください。 学生団体『sunng』メンバーの体験談 ラオス__そこは私にとって安心と刺激を同時に感じられる場所だった。 2023年末から2024年始にかけて、ラオスの田舎町に行ってきました! 私が滞在したのは、ラオスの南部に位置するチャンパーサックという場所。 首都ビエンチャンを訪れたこともなければ、リゾート地のルアンパバーンに行ったこともない。だから、ラオスの全てを語ることなんてできません。 裏を返せば、ラオスの田舎町を旅の目的として行く人は多くないと思うので、参考までに私が田舎町で何を感じ、何を考えてきたのかをご紹介します! ...

こんにちは、今回はラオスにある日本式居酒屋「ドンドドン酒場」のオーナー、藤田さんにインタビューしました。藤田さんの経歴やレストランの背景、こだわりなどをご紹介します! 藤田さんの背景 藤田さんは福岡の大学を卒業後、23歳でラオスに足を踏み入れました。きっかけは虫から生えるキノコの人工栽培プロジェクト。ラオス国立大学の日本語学科に通うことでビザ取得も可能とのことで、その道を選びました。キノコ工場の経営や、九州造園での公園や道路の造成などを経験。20代後半にラオスでの生活を本格的に始める決意をしました。 日本式居酒屋を開業した理由  「こっちでやっていくために」と藤田さんは言います。レストランを主軸としてラオスでの生活を確立したかったのです。ラオスは今、他国に後れを取ることなく日本食ブーム真っ只中。特にサーモンとワサビがラオス人にとっての「日本食」の代表として人気です。 お店の客層  日本人は全体の3割、白人も3割を占めています。残りはラオス、中国、韓国からのお客様。レストランがあるエリアはローカルの方が少なく、特にラオス人の中では若者が多いようです。観光客や外国人が主な客層となっています。 店のコンセプト  「安さで勝負」と藤田さん。フリービール🍺も提供しており、そのサービスで多くのお客様を引きつけています。店を開いて2年が経ちますが、コロナの影響を受けつつも多くのお客様に支持されています。「町中華居酒屋」のような雰囲気を目指しており、日本の味をリーズナブルに提供しています。 絶品料理メニュー  まずはこちらの酒場の目玉とも言える料理メニューから。伝統的な日本食を中心に、バリエーション豊かな選択肢が揃っています。牛すき焼き: 99,000 KIP(約720円)豚のすき焼き: 79,000 KIP(約574円)まぐろ丼: 109,000 KIP(約793円)サーモン丼: 109,000 KIP(約793円)これらの料理は、本格的な日本の味をリーズナブルな価格で楽しむことができます。 ラーメンやチャーハンも人気メニューです!!豚骨ラーメン: 69,000 KIP(約500円)高菜チャーハン: 45,000 KIP(約320円)カレーライス: 79,000 KIP(約570円)カツカレー: 99,000 KIP(約700円)チキンカレー: 95,000 KIPさらに特別なのが、メニューオプション!これらのメインメニューに、以下のオプションを追加することで、よりボリューム満点かつ多彩な一皿に変身させることができます。ミソもやしセット: +19,000 KIP(約138円)辛子菜: +9,000 KIP(約65円)餃子セット: +19,000 KIP(約138円)唐揚げセット: +25,000 KIP(約181円)ごはん: +10,000 KIP(約72円)本格キムチセット: +19,000KIP(約138円) 実際にいただきました! まず私がオーダーしたのは、「高菜チャーハン」ただのチャーハンではありません。ラオスで食べる高菜チャーハンです!!ここでの魅力は、カスタマイズできるオプション料理が豊富であること。私は「ミソもやしセット」を追加して、さらに彩りと食感の変化を求めて「竜田揚げ」と「キャベツの浅漬け」もサイドオーダーしました。「高菜チャーハン」は炒め具合が絶妙で、ミソもやしのシャキシャキとした食感や独特の風味が口の中で広がり、それにサイドの「竜田揚げ」のジューシーさや「キャベツの浅漬け」のさっぱり感が加わり、まさに絶妙の組み合わせとなりました。このカスタマイズの自由度の高さと、それを実際に口にした時の感動は、他のレストランでは味わえないものでした。ラオスでこんなに美味しい日本食がまさか食べられるなんて!! 驚きのドリンクメニューそして、料理と一緒に楽しむならば、こちらのドリンクメニューは見逃せません。特に、サワー系のドリンクはミディアムサイズで45,000KIP(約320円)、ラージサイズで49,000KIP(約350円)と、その価格の安さに驚きます。ハイボールレモンサワーライムサワーパッションサワーウーロンハイ緑茶ハイラオディ梅サワーカルピスサワーちなみに、アルコール度数が高い「ストロング」は、20,000KIP(約150円)という特別価格で楽しむことができます。 まとめ この記事を通じて、皆さまも「ドンドドン酒場」の魅力を感じ取れたでしょうか。心から満足できる一皿を楽しむことができるこの店は、ラオス訪問の際には絶対に外せないスポットと言えるでしょう。次回の訪問が今から楽しみです!「ドンドドン酒場」さん、ありがとうございました!! ドンドドン酒場オーナー「藤田さん」の記事はこちら!!ラオスで数多くの事業を展開 藤田真人さんプロフィール名前:藤田 真人出身:福岡大学:ラオス国立大学会社情報:ドンドドン酒場 / CyBAR Planet Laos Restaurant / LJC SOLE CO.,LTD 会社概要:「ドンドドン酒場」日本食レストラン。「町中華居酒屋」のような雰囲気を目指しており、日本の味をリーズナブルに提供しています。「CyBAR Planet Laos Restaurant」ガールズバー。ラオスで唯一のガールズバー。可愛いラオス人スタッフと、素敵な時間を過ごすことができます。「LJC SOLE ...

ラオスに行く前にカンボジア🇰🇭の首都プノンペンに滞在している方も多いでしょう。そんな方々におすすめの、ラオスに行く前にカンボジアのシェムリアップに行く方法を紹介します。このルートは、世界遺産であるアンコールワットを訪れる多くの観光客にとって参考になります。本記事では、プノンペンからシェムリアップへのバスでの旅の詳細から、実際の旅行体験に基づく洞察まで、幅広く紹介します。 目次 1 バス乗り場について 1.1 場所とアクセス バス乗り場はカンボジアの活気に満ちた首都、プノンペンに位置しています。このエリアは観光地であるリバーサイド、セントラルマーケットの近くにあります。セントラルマーケット周辺は市場が豊富で、地元の食材から衣類、土産物まで、様々な商品が売られており、旅行者にとっても魅力的な地域の一つです。 1.2 待合室 待合室は比較的質素な作りで、トイレ、数脚のベンチがあるだけのシンプルなものです。しかし待合室の外には小さな屋台があり、地元の料理やスナック、さまざまな飲み物が売られています。これらの屋台では、旅のおともをリーズナブルな価格で調達することができます。(合計500円くらいでジュースとお菓子が十分買えます)。 2. バスのスケジュールと料金 2.1 スケジュール バスの運行スケジュールは一日中ありますが、私が実際に乗ったバスは深夜0時頃に出発し、早朝6時頃にシェムリアップに到着しました。これはあくまで公式のスケジュールであり、実際にはバスが定刻通りに来ないこともしばしばあります。例えば、1時に出発予定のバスが実際には2時に来たり、逆に予定より早く到着することもあります。このため、バス停には乗り遅れることがないように出発時刻の少なくとも30分前には到着しておくことをおすすめします。 2.2 料金と予約 プノンペンからシェムリアップまでのバス料金は、約15ドル(2000円)です。この料金には通常、荷物の預かり料金が含まれています。チケットは「Cambo Ticket」というオンラインサイトで購入することができ、座席指定のオプションが含まれていることが多いです。事前予約ができなかった場合や、旅のプランが変更になった場合は、バス乗り場で直接チケットを購入することも可能です。ただし、特に観光シーズンにはバスが満席になることがあるので、できるだけ早めの予約をおすすめします。 「Cambo Ticket」のインストールはこちらのリンクから!! 3. バス乗車時の注意点 3.1 荷物の扱い 大きな荷物やスーツケースはバスの下部に預けることができます。しかし、盗難のリスクや、荷物が他の乗客のものと間違えられることを考慮すると、貴重品や必要な物は自分の席に持ち込むことをおすすめします。席のスペースが狭くなりますが、これにより旅行中に不必要なトラブルを避けることができます。 3.2 バス内の環境 バス内は現地の方の乗客が多く、その乗客のほとんどがイヤホンを使用せずに携帯を使用しているため、かなり騒々しい環境となっています。バスは頻繁に停車し、そのたびに車内の灯りが点灯し、トイレ休憩も提供されますが、トイレ自体はバス内には設置されていません。トイレ休憩に停った場所のトイレがすごく汚かったり、ティッシュがなかったり、そもそもトイレがなかったりします。バスに乗る前にトイレを済ませておくことをおすすめします。エアコンの温度設定は日本人にとってはかなり低めにされているため、少し寒いことがあります。しかし、バスのスタッフは、この寒さを和らげるために薄いブランケットを提供してくれます。エアコンの温度を下げる交渉は難しいため、薄い上着などをあらかじめ用意しておくことをおすすめします。残念ながら、Wi-Fiやコンセント、個別の仕切り(カーテンなど)の提供はありません。携帯の充電用にモバイルバッテリーを持っていくことをおすすめします。 4. 乗車前のコミュニケーション 4.1 スタッフへの問い合わせ 乗車前や途中下車の際には、乗り場のスタッフや、他の乗客に質問することができます。特に「どのバスに乗ればいいのか」や「いつバスが到着するのか」などの基本的な情報が不明な場合、スタッフに確認することで、安心して旅行を続けることができます。スタッフは基本的には親切ですが、基本的に英語でのやり取りが難しいため、簡単なクメール語を調べて使用することをおすすめします。 4.2 乗客の構成 バスの乗客の大半はカンボジアの地元の人々です。彼らは日常的な移動や、仕事や家族のための移動でバスを利用しています。その他には、欧米やアジア諸国からのバックパッカーや観光客が見受けられます。これらの乗客とのコミュニケーションも、旅の楽しみの一つとなります。夜行バスの場合は周りの空気を読んで会話を控えるべき時は控えましょう。 5. その他のポイント 5.1 睡眠について バスの中の環境や道路の状態、バスの揺れなどの影響で深い眠りを得るのは難しいかもしれません。しかし、耳栓やアイマスク、首を支える枕などのアイテムを持参することで、少しでも快適に休むことができます。私もどこでも寝れる人ですが、アイテムなしだと深い眠りはできませんでした。最低でも耳栓は持っておくと便利です。日本の100均などで買っておくことをおすすめします。 5.2 サービスの提供 一部のバス会社では無料の水やおしぼり、スナックの提供があることがあります。しかし、大半のバスにはそのような特別なサービスは提供されていません。そのため、自分自身で飲料や食べ物を準備することをおすすめします。 まとめ カンボジア🇰🇭のプノンペンからシェムリアップへのバス移動は、費用を抑えながら地元の生活や風景を感じることができる経験です。しかし、快適な旅をするためには、この記事にあるような注意点や事前の準備が必要です。これらのポイントを押さえつつ、両都市間の移動を楽しんでください!! シェムリアップからラオスへの移動方法はこちらの記事から!!ラオスへの行き方(シェムリアップ🇰🇭〜パクセー) 関連記事 【ラオスでボランティア】suungのメンバーが語る田舎街の魅力 2024-11-12 今回はラオスを支援している学生団体の一つ『suung』のメンバーの一人がラオスで行ったボランティアの体験談を記事にしてくださいました。 ラオスの田舎での貴重な体験が書かれていますのでぜひ最後までご覧ください。 学生団体『sunng』メンバーの体験談 ラオス__そこは私にとって安心と刺激を同時に感じられる場所だった。 2023年末から2024年始にかけて、ラオスの田舎町に行ってきました! 私が滞在したのは、ラオスの南部に位置するチャンパーサックという場所。 首都ビエンチャンを訪れたこともなければ、リゾート地のルアンパバーンに行ったこともない。だから、ラオスの全てを語ることなんてできません。 裏を返せば、ラオスの田舎町を旅の目的として行く人は多くないと思うので、参考までに私が田舎町で何を感じ、何を考えてきたのかをご紹介します! ラオスと地元の似ているところ ...

ラオスの首都ビエンチャンにある日本家庭料理のレストラン「ハハハ 食堂」を紹介します。魚フライ定食やチキンカツ定食など、日本食🇯🇵が楽しめる人気店です。ラオスで日本食が恋しくなった時に、訪れてみてはいかがでしょうか!ぜひ最後まで記事をご覧ください。 目次 ラオス旅行で日本の家庭料理を堪能 ラオス旅行中に日本食が恋しくなったら、ビエンチャンにある「ハハハ 食堂」がおすすめです。このお店は日本人オーナーの東尾咲子さんが経営する、本格的な日本食🇯🇵が堪能できるレストランです。東尾さんはラオスの現地食材と、日本から持ってきた食材をうまく活用して抜群に美味しい日本食を提供してくれます! 看板メニューは魚フライ定食 ハハハ 食堂のメニューはなんと11種類の定食が揃っています。中でも一番人気なのが「魚フライ定食」です!サクサクの衣とジューシーな魚の相性は抜群で、一度食べると病みつきになる美味しさ。価格は魚フライ単品で60,000キープ(約400円)、ご飯・味噌汁・小鉢付きの定食は90,000キープ(約650円)とリーズナブル!その他の定食メニューも充実しており、餃子定食(85,000キープ/約600円)、チキンカツ定食(90,000キープ/約650円)、唐揚げ定食(95,000キープ/約700円)など、ラオスで絶品の日本食🇯🇵が楽しめます。 居酒屋メニューも多数 お酒を楽しむ際のおつまみも豊富で、枝豆、さきいか、なんこつのから揚げなど、日本の居酒屋で人気のメニューが揃っています。家族や友人と一緒に、日本を思い出しながらおいしい料理を堪能できます。 オーナーの熱い思いが込められたお店 オーナーの東尾さんは、ラオスに住んで7年になりますが、日本食文化を広める情熱は熱いものがあります。当初はラオス人になじみのない日本食の提供に苦労しましたが、学生向けの低価格メニューを設定するなど工夫を重ね、徐々にラオス人にも人気が出てきたそうです。新鮮な食材を市場から仕入れ、自らメニューやポスターを作成するなど、一からこだわりを持って営業されています。そんなオーナーの熱い思いが込められた料理が、「ハハハ食堂」の魅力なのです! ラオスの思い出作りに ラオスで日本の料理が恋しくなったら、ぜひ「ハハハ食堂」を訪れてみてはいかがでしょうか! ハハハ食堂の詳細 営業時間 土曜日17時00分~22時00分  日曜日17時00分~22時00分  月曜日定休日  火曜日定休日  水曜日17時00分~22時00分  木曜日17時00分~22時00分  金曜日17時00分~22時00分 場所 関連記事 【ラオスでボランティア】suungのメンバーが語る田舎街の魅力 2024-11-12 今回はラオスを支援している学生団体の一つ『suung』のメンバーの一人がラオスで行ったボランティアの体験談を記事にしてくださいました。 ラオスの田舎での貴重な体験が書かれていますのでぜひ最後までご覧ください。 学生団体『sunng』メンバーの体験談 ラオス__そこは私にとって安心と刺激を同時に感じられる場所だった。 2023年末から2024年始にかけて、ラオスの田舎町に行ってきました! 私が滞在したのは、ラオスの南部に位置するチャンパーサックという場所。 首都ビエンチャンを訪れたこともなければ、リゾート地のルアンパバーンに行ったこともない。だから、ラオスの全てを語ることなんてできません。 裏を返せば、ラオスの田舎町を旅の目的として行く人は多くないと思うので、参考までに私が田舎町で何を感じ、何を考えてきたのかをご紹介します! ラオスと地元の似ているところ 今まで8カ国に行ったことがありますが、1番地元を想起させたのがラオスでした。 夜空を見上げると星が瞬いていて、早朝から人が動いている。あたり一面を畑や川が埋め尽くしていて、自然が豊かであることを全身で感じられます。 閑散としすぎず、都会過ぎず。自然と共存している感じが地元にそっくり。 私はアジアとヨーロッパに滞在経験がありますが、ラオスを除くとほぼ全ての国で英語が通じました。 でも、ラオスの田舎ではほぼ通じません。 お店のメニューはラオ語だし、ゲストハウスの人も英語で会話はできない。 実は私の地元も英語が話せる人はあまりいないので、逆に安心しました。 おしゃれなオフィス街でバリバリ仕事する。英語を使って海外の企業さんとMTG。憧れるけれど、時折そんな理想に疲れてしまうことがある。 だけどラオスにも地元にも、何もない自分に確かな居場所があって、等身大の自分を愛せる雰囲気があるところが大好きなのかもしれません。 ラオスが持つ独特の雰囲気 言葉が通じなくても、ジェスチャーやGoogle翻訳でどうとでもなります。むしろ、お互いが目を見て話し、なんとか伝えようと理解しようと歩み寄るその瞬間に文化交流の尊さが感じられます。 ラオスは時計があまりありません。時間に追われて生きている雰囲気は微塵も感じられず、とにかくのんびりゆったりした温かい空気が漂っています。 だから、 ・人混みが苦手で、ひっそり自分と向き合う時間が欲しい人 ・色々なことに追われて疲れてしまった人 にはぜひオススメしたい場所。 続きを読む » 【女子旅】現代の忙しさを忘れられる旅 2024-11-12 今回は20歳女性2人組の方にラオス旅行の感想について聞いてみました!お二人はラオスに現地集合という形で、社会人の休みを使ってラオス旅行に行ったみたいです。 主にルアンパバーン、ヴァンビエンを満喫し尽くしたようですのでその様子をこの記事で紹介します。ぜひ最後までご覧ください。 目次 otayukiさんのラオス旅行アルバム 気球行きのtuktuk? ヴァンビエンでの気球ツアー 今回のラオス旅行のメインイベントでもある『気球ツアー』今回は日の出ツアーでした! 気球に乗って上空からの写真 朝日はこんな感じ!ラオスならではの緑! ...