今回はラオスの首都ヴェインチャンでオススメの観光スポットを6つ紹介していきたいと思います。
ヴィエンチャンはラオスの首都でもあるため、ラオスを訪れる人の多くが訪れると思います。
ヴェエンチャンの主要な場所はバイクや自転車を使えば30分くらいで観光できるくらい小さいので、そんなに時間をかけずに観光できます。
今回は特にその中でもおすすめなスポット6つについて入場料や所要時間などの情報を詳しく解説していきます。
ぜひこの記事を最後まで読んでヴェンチャン観光を楽しんでください!!
まずはラオスの首都ヴィエンチャンについて解説していきます。
ヴィエンチャンは、メコン川沿いに位置するラオスの首都です。
16世紀に王国の首都となり、以来、ラオスの政治・文化の中心地として発展してきました。
フランス植民地時代の影響も残しつつ、仏教文化が深く根付いています。
寺院や仏塔が点在し、古き良きラオスの雰囲気を今に伝えています。
ヴィエンチャンは、東南アジアの首都の中でも特にのんびりとした雰囲気が魅力です。
街の中心部では、フランス植民地時代の建築物と現代的な建物が共存しています。
主要な見どころには、タート・ルアン、パトゥーサイ、ワット・シーサケットなどがあり、それぞれがラオスの歴史や文化を物語っています。
メコン川沿いの散歩道は、夕暮れ時の散策に最適です。
ワット・シーサケットは、1818年に建立されたヴィエンチャン最古の寺院で、シャム(現タイ)の侵攻時にも破壊を免れた唯一の寺院として、その歴史的価値は非常に高いです。
かつてはラオス王家の王室寺院としても使用されていました。シャム様式とラオス様式を融合した独特の建築様式が特徴で、中央の本堂(シム)には優雅な多層屋根と繊細な装飾が施されています。
回廊には何千もの小さな仏像用のニッチが並び、幻想的な雰囲気を醸し出しています。寺院内には推定6,840体もの仏像が安置されており、小さな銀や陶器の仏像から大きな青銅の仏像まで、その数と種類の多さに圧倒されます。
また、回廊の壁には仏教の教えや伝説を表現した美しい壁画が描かれています。
これらの仏像と壁画は、ラオスの豊かな仏教文化を物語る貴重な遺産であり、訪れる人々を魅了し続けています。
入場料:20,000 キー(約120円)
営業時間:8:00-17:00
所要時間:約30分
ワット・ホーパケオは、ヴィエンチャンの中でも特に歴史的価値の高い寺院の一つです。
1565年にセタティラート王によって建立され、かつては有名なエメラルド仏(現在はタイのバンコクにあるワット・プラケオに安置)を祀っていたことで知られています。
この寺院の名前「ホーパケオ」は「エメラルド仏の寺」という意味を持ちます。
現在、寺院は博物館として機能しており、ラオスの貴重な仏教美術品のコレクションを展示しています。
内部には、古代の仏像、青銅像、木彫り、石彫りなど、ラオス芸術の粋を集めた展示物が並んでいます。
特に注目すべきは、リンテル(扉口上の横木)や仏足石など、古代クメール時代の遺物です。
建物自体も見どころの一つで、ラオス様式の建築美を堪能できます。
赤と金を基調とした装飾、繊細な木彫り、多層構造の屋根など、細部にまでこだわった美しさが特徴です。
寺院の周囲には手入れの行き届いた庭園があり、静寂な雰囲気の中で瞑想や休憩を楽しむことができます。
入場料:20,000 キー(約120円)
営業時間:8:00-17:00
所要時間:約30分
ワット・シームアンは、ヴィエンチャンの中でも特に神秘的な雰囲気を持つ寺院です。
16世紀に建立されたこの寺院は、ラオスの人々にとって非常に重要な精神的シンボルとなっています。
寺院の名前「シームアン」は「守護精霊の寺」という意味を持ち、その名の通り、ラオスの伝統的な精霊信仰と仏教が融合した独特の聖地として知られています。
伝説によると、この地には強力な守護精霊が宿っており、寺院の礎石の下に封じ込められているとされています。
ワット・シームアンの最大の特徴は、その精霊信仰に基づく儀式や祭礼です。
多くのラオス人が幸運や成功を祈願して訪れ、特に重要な試験や事業の前には必ず参拝する人も多いです。
参拝者は、寺院を時計回りに3周し、それぞれの角で線香を立てて祈りを捧げます。また、金箔を貼ったり、花や果物を供えたりする姿も見られます。
建築様式も見どころの一つです。
ラオス伝統の様式を基調としながら、ヒンドゥー教の影響も見られる独特の外観が特徴的です。
寺院の内部には、壁画や彫刻が施され、ラオスの神話や伝説が描かれています。
訪れる観光客は、地元の人々の熱心な信仰心や、厳かな雰囲気に深い印象を受けることでしょう。
ワット・シームアンは単なる観光地ではなく、現在も生きた信仰の場であることを実感できます。
入場料:無料(お供物は別途必要)
営業時間:8:00-17:00
所要時間:約30分
パトゥーサイは、ヴィエンチャンの中心部に位置する記念碑的建造物で、しばしば「ラオスの凱旋門」と呼ばれています。
1957年から1968年にかけて建設されたこの建造物は、ラオスが独立を獲得した際の戦没者を追悼するために建てられました。
パトゥーサイの建築様式は、パリのエトワール凱旋門を彷彿とさせますが、細部にはラオスの伝統的なモチーフが取り入れられています。
外壁には、ヒンドゥー教の神々や仏教の説話をモチーフにした精緻な彫刻が施されており、ラオスの豊かな文化遺産を表現しています。
パトゥーサイの最大の魅力は、その展望台です。建物内部の階段を上ると、ヴィエンチャンの街並みを360度見渡すことができます。
特に夕暮れ時には、沈みゆく太陽に照らされた街の景色が美しく、多くの観光客や地元の人々で賑わいます。
入場料:20,000キープ(約120円)
営業時間:8:00-17:00
所要時間:約30分
タート・ルアンは、ヴィエンチャンの中心に位置し、ラオスの国家的シンボルとして広く知られている仏塔です。
その歴史は古く、3世紀にさかのぼるとされており、ラオスの精神的・文化的中心地として長く崇められてきました。
この仏塔の起源には、興味深い伝説があります。仏陀の胸骨が納められているとされ、それゆえに特別な聖地として扱われています。
16世紀にセタティラート王によって現在の形に再建され、その後も幾度かの修復を経て今日に至っています。
タート・ルアンの最も目を引く特徴は、その黄金に輝く外観です。
高さ約45メートルの仏塔は、数トンの純金で覆われており、朝日や夕日に照らされると特に美しい光景を見せてくれます。
仏塔の形状は、ラオスの伝統的な建築様式を反映しており、下から上に向かってだんだんと細くなっていく優雅な曲線が特徴的です。
仏塔の周囲には広場が広がっており、年間を通じて様々な仏教行事や祭りが開催されます。特に11月の満月の日に行われる「タート・ルアン祭り」は、ラオス最大の仏教行事の一つとして知られています。
この時期には、国内外から多くの巡礼者が訪れ、祈りを捧げます。
入場料:20,000 キー(約120円)
営業時間:8:00-17:00
所要時間:約30分
タラートサオは、ヴィエンチャンの中心部に位置する最大規模のショッピングモールで、現代的な施設と伝統的な市場が融合した独特の場所です。「タラート」はラオス語で「市場」を意味し、「サオ」は「朝」を表しますが、現在は一日中賑わいを見せています。
このショッピングモールは、4階建ての現代的な建物と、その周辺に広がる伝統的な市場エリアで構成されています。
建物内部には、エアコン完備の快適な空間に、衣類、電化製品、化粧品など様々な商品を取り扱う店舗が並んでいます。一方、建物の外側と周辺には、生鮮食品、日用品、伝統的な織物など、より地元の日常生活に密着した商品を扱う露店が軒を連ねています。
タラートサオの魅力は、この現代と伝統の共存にあります。観光客は、エアコンの効いた快適な環境で買い物を楽しみながら、一歩外に出れば活気あふれるローカル市場の雰囲気を味わうことができます。
特に、伝統的な織物や手工芸品のセクションは、ラオスならではのお土産を探す人気スポットとなっています。
食事に関しても、モール内のフードコートでは清潔な環境で様々な料理を楽しめる一方、外の市場エリアでは地元の人々に人気の屋台や食堂で本格的なラオス料理を味わうことができます。
タラートサオは単なるショッピング施設ではなく、ヴィエンチャンの日常生活を垣間見ることができる場所でもあります。
地元の人々が日用品を買い求める様子や、活気ある商売の光景は、ラオスの現代社会を理解する上で貴重な体験となるでしょう。
営業時間:7:00-17:00
値段:比較的安い、ローカル価格(交渉あり)
ヴィエンチャンのナイトマーケットは、メコン川沿いに広がる活気あふれる夜の観光スポットです。
毎日夕方から深夜まで開催され、地元の人々はもちろん、観光客にも人気の場所となっています。
ナイトマーケットの最大の魅力は、その活気ある雰囲気と多様性にあります。
露店が立ち並び、色とりどりの商品やローカルフードの香りが訪れる人々を魅了します。市場は主にクアディン通りに沿って広がり、メコン川の美しい夜景を背景に、独特の雰囲気を醸し出しています。
市場で扱われている商品は多岐にわたります。ラオスの伝統的な織物や手工芸品、Tシャツやバッグなどの衣類、アクセサリー、お土産品などが豊富に揃っています。
特に、ラオスのシルクや綿製品は質が高く、人気のお土産となっています。また、地元アーティストによる絵画や工芸品も見つけることができ、ユニークな思い出の品を探すのに最適です。
ナイトマーケットの魅力はショッピングだけではありません。
屋台や食堂が立ち並ぶフードエリアでは、本場のラオス料理を楽しむことができます。
ラープ(ひき肉のサラダ)、カオピヤック(ラオス風うどん)、グリルした魚やチキンなど、多彩な料理が提供されています。また、フルーツシェイクやビアラオ(ラオスのビール)など、飲み物も充実しています。
営業時間:18:00-22:00
価格:比較的安価、ローカル価格
ヴィエンチャンのおすすめスポットまとめいかがでしたでしょうか?
ラオス旅行に行く時に、ヴィエンチャンに行く人も多いのではないでしょうか?
ヴィエンチャンはラオスの首都でもあるので、ラオスがどんな国か知る一つの指標になるのではないかなと思います。
コンパクトな町で観光もしやすいので、ヴィエンチャンに行った時は今回の記事を参考にラオスを感じてきてください。
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