東南アジアの心を動かす風景と文化の間を旅することは、多くの旅行者にとっての夢です。
カンボジアからラオスへの陸路での旅は、その夢を現実にする絶好の機会を提供します。今回は実際の実体験をもとにカンボジアからラオスへの行き方を紹介します。
バスでの移動はなかなかに過酷なので、ラオスでしか味わえないことをしたい方にはとてもおすすめします。
目次
1. パクセーからビエンチャンへのルート
1.1 旅行の準備
ラオス南部のパクセーから首都ビエンチャンまでは、車で約12時間、距離にして670キロメートルの道のりです。
日本で言うと東京から岡山県くらいまでの距離です。
日本だと新幹線を利用すれば4時間です。
移動手段としては、バスや飛行機も利用可能ですが、車での移動はラオスの美しい風景を楽しみながら旅を進められるのが魅力です。
飛行機移動だと値段は約1万円、移動時間は約1時間で移動することができます。
Googleマップでルートを確認し、休憩場所や宿泊施設などを事前に調べておくと、よりスムーズな旅を楽しめます。
1.2 パクセーからビエンチャンへのルート
パクセーからビエンチャンへのバスは、市内のいくつかのバス代理店で予約できます。
バスの写真が載っている看板を掲げている会社は大体バスを予約できます。
価格はどの代理店もそんなには変わらないので早めにチケットを取っておきましょう。
私が実際に取ったチケットの価格は1人280,000キープ(約14ドル、約2,000円)でした。
ラオスでは近年ラオスキープの暴落によって、1年前と比べると価格が2倍になっているという状況が起きています。
円安の日本には嬉しいですね。
1.3バス乗り場とチケット情報
バス乗り場は市の中心部からアクセスしやすい場所にあり、多くの窓口がありますが価格はどこも同じです。値下げ交渉は通用しないので看板に書いてある価格でチケットを購入しましょう。
以下にバス乗り場の地図を貼っておくので、ご参照ください。
3. バス旅行の実際の体験
2.1バスの内部と設備
バス内では土足が禁止されています。席はフラットになる設計で、2人がギリギリ寝ることができる程度のスペースがあります。
席のベッドの縦の長さは約160cmで、男性の場合は足を完全に伸ばすのがギリギリかもしれません。足元に荷物を置く必要があるため、スペースはもう少し狭くなります。
しかし、ベッドは思ったより固くなく、意外と寝やすいです。また、ベッドの匂いも気にならないため、快適な旅行が期待できます。
2.2 バス旅行中のヒント
バスに乗車すると、水のボトルが1本支給されました。
席には2口のコンセントが備え付けられていますが、壊れている可能性もあるため注意が必要です。
そのため、基本的にはモバイルバッテリーを持参することをお勧めします。
バスの入り口に近い席では、灯りが眩しく感じることがあります。
これを避けるためには、アイマスクを持っていくと良いでしょう。
乗客は比較的静かに寝ていて、騒がしいことはほとんどありませんでした。
ただし、道が荒れている部分では、バスの振動が激しくなり、それが原因で起きてしまうこともありました。
バスでの移動はなかなかに過酷なので、ラオスでしか味わえない移動を楽しみたい方にはおすすめします。
3. ビエンチャン到着後の移動
3.1 ビエンチャンのバスターミナル
ビエンチャンには、およそ午前7時に到着しました。
到着地点はビエンチャンのバスターミナルのような場所でした。
そこからは、バスやTukTukを利用して、それぞれの目的地に向かいます。
以下に到着場所の地図を貼っておきます。ご参照ください。
3.2 TukTukによる移動
バスターミナルは市の中心部から少し離れているため、私たちはTukTukで約30分かけて移動しました。料金は約50,000キープ(約500円)でしたが、ぼったくられる可能性もあるため、料金はお金の単位があっているかなど慎重に確認しましょう。
意外にも、市の中心部に向かう人は少なく、私たちが訪れた際には、私たち以外に市中心部へ向かう人はいませんでした。
現地の人が多いので、旅行に行った際は他の旅行客と一緒に行動することをおすすめします。
また、多くのドライバーは英語を話せないため、コミュニケーションを取る際には翻訳ツールの使用が便利です。
旅行中は常に翻訳アプリを使えるように事前Google翻訳にラオス語をダウンロードしておくことをお勧めします。
ラオスでのタクシーアプリの使い方はこちらの記事で確認!!
ラオスで便利なタクシーアプリ「LOCA」
4. よくある質問
Q1. パクセーからビエンチャンまでのバスの料金は?
A1. 私が取ったチケットの価格は1人280,000キープ(約14ドル、約2,000円)でした。
Q2. バスの中での設備はどのようなものがありますか?
A2. バス内では土足禁止で、席はフラットになる設計です。コンセントや水のボトルが提供されますが、コンセントが壊れていることがあるのでモバイルバッテリーを持参することをお勧めします。
Q3. バスターミナルから市内中心部への移動手段は?
A3. TukTukを利用しました。料金は約50,000キープ(約500円)でした。
Q4. ビザや健康面の準備はどうすればよいですか?
A4. ビザの確認と適切な予防接種を受けることが重要です。カンボジアとラオスの入国要件を事前に確認しましょう。
Q5. バスのチケットはどこで購入できますか?
A5. 市内のいくつかのバス代理店で予約できます。事前に調査し、最適なオプションを選びましょう。
まとめ
ラオスでの陸路の移動はなかなかにハードですが、ラオスでしか味わえない体験をしたい人には特におすすめです。
安全面に配慮しつつ、しっかりと準備を整えて、この素晴らしい旅を楽しんでください。
記事に書かれてあることを参考にして、素敵なラオス旅ができることを祈っています!!
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