ラオスで感じる日本の暖かい味!【HAHAHA Shokudo】

こんにちは、皆さん!今日はラオスで見つけた素晴らしい日本食の定食屋、東尾咲子さんが経営する「ハハハ食堂」をご紹介いたします。

ラオスの日常の中で、日本の家庭の味を楽しみたいと思っている方々に、このレストランは絶対にオススメです。
この定食屋には、11種類の美味しい定食メニューがございます。ラオスにいながら、日本の定食の味を楽しむことができるのは、本当にありがたいことですね。

さて、こちらの一番の看板メニューは「魚フライ定食」です。
サクサクとした衣とジューシーな魚の組み合わせは、一度食べたら忘れられない美味しさであること間違いなしです。

価格は、魚フライ単品は60,000キープ(約400円)、ご飯、味噌汁、小鉢セットがついた定食は90,000キープ(約650円)となっておりますが、このクオリティでこの価格は驚きです。

他にも、
餃子定食が85,000キープ(約600円
チキンカツ定食が90,000キープ(約650円
唐揚げ定食が95,000キープ(約700円)
で提供されております。

どのメニューも、本格的な日本の味をしっかりと感じることができます。
さらにお酒と一緒に楽しめるおつまみも何種類か揃っております。
日本の居酒屋で人気の「枝豆」「さきいか」「なんこつのから揚げ」なども提供されているので、友人や家族との食事の際には、是非オーダーしてみてください。

また、この定食屋の魅力は、料理だけでなく、その雰囲気や東尾さんの素敵な人柄にもございます。ラオスにいながら、日本の家庭のような温かみを感じることができるのは、本当に特別なことです。

さて、この「ハハハ食堂」を経営する東尾咲子さんの魅力的なストーリーを少しご紹介いたします。

東尾さんはラオスに住んで7年間、日本食文化を広める使命に情熱を燃やしております。大学卒業後、一年の間日本に戻りましたが、東南アジアでの生活に魅了され、再びこの地に戻ることを決意されました。

ある日、空手の先生からの提案が彼女の人生を変えるきっかけとなりました。「空手の先生から日本食やらない?」との一言が、学校の道場の一角で彼女に日本食レストラン「空手カフェ」を立ち上げるアイディアをもたらしたのです。

ラオスでの日本食レストランを始めるという大きな挑戦。当初は、「ラオス人の食べたことない料理になかなか挑戦しない」という国民性から、ラオスの方に日本食を楽しんでもらうことでかなり苦労されたそうです。
価格を学生向けに15000キープから食べられるようすることや、彼女の情熱と努力によって、徐々にラオス人客を増やしていくことに成功されました。

個人的に印象的だったのは「ラオス人にとって日本食のイメージは、キムチと結びついている」ということでした。

ラオスでは、韓国料理が非常に人気で、日本食は韓国料理であるキムチと一緒に提供されることが多いそうです。しかし、日本の酢の物はラオス人の口には合わないそうです。

また、東尾さんはお店のポスターやメニューも自分で作り、ローカルの市場から自分で料理に使える食材を探しだされたそうです。全て一から一人でやられている東尾さんの行動力には驚かされました。

 

「ハハハ食堂」では、美味しい日本料理を提供するために、ローカル市場やから新鮮な食材を仕入れ、顧客に最高の味を提供しているというわけなのです。

皆さんもラオスに訪れた際は、是非この「ハハハ食堂」で日本の味を楽しんでみてください。それでは、また次回のレストラン紹介でお会いしましょう。

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ラオスの教育支援に取り組む 学生団体CHISE

今回は兵庫県を中心に学生国際協力団体とせて活動されている「CHISE」の代表 原田麗夢(はらだらいむ)さんにお話を聞かせていただきました。ラオスに貧困地域に学校の校舎や遊具、文房具などを、募金活動や学園祭の売り上げなどから支援されている方達です。ぜひ最後までご覧ください! どんな活動をされているのか ラオスのルアンアパパーンという都市の小学生幼稚園児を対象として、教育支援、校舎建設支援を行っております。日本では、週1回ミーティングを行い、現地からサポートをしていただいている、通訳さんからの子供達の写真などをみんなで見て、今後の活動について話し合っています。ラオスに実際に渡航するのは年に2回で、大体3月と9月です。自分たちが支援していることは現地で実際にどのように子供達の役に立っているのかを見に行くことはとてもやりがいになっています。 なぜラオスについ活動し始めたきっかけはなんですか 高校生の時に途上国の支援活動に興味を持ったのがきっかけです。大学に入ってCHISEを知り、活動に参加してみました。ラオスはあまり知られていない国であり、また、まだまだ貧困が広がっています。私はCHISEを通して子供たちに笑顔を広めたいと思っています。 ラオス研修を実施している目的は何ですか 自分たちが支援しているものを実際に肌で感じ、今後の活動にいかすためです。実際に子供たちに会ってみないと、現地の状況やニーズを理解することができません。ラオスの匂いや文化に触れ、興味や好奇心を持ち、さらには現地の人々との交流を通じて学ぶため、ラオスに実際に行くのは必要不可欠です。 ラオスに行ってみて行く前と後のギャップはどう感じましたか ラオスの景色は写真より物凄く広大で、子供達は写真で見るのと変わらすとてもいい笑顔をしていました。山奥の村に支援しに行くのですが、写真で見るよりとても自然が豊かでびっくりしました。子供達は写真の通り、とても楽しそうに笑顔で生活をしていてこっちも笑顔になりました。 実際に現地で話を聞いていくと、子供達は教育を受けれれていない現実がやはりありました。楽しそうだけど、教育を受けれていない人が多いことを知り、より一層支援したい気持ちが強まりました ラオス研修内容で一番印象に残ったことを教えてください 実際に自分たちが建設に関わったものを見て感動したこと、ラオスの村人たちが私たちを歓迎してくれたことです。先輩が以前、小学校に遊具建設を支援し得たのですが、今までは写真でしか見れていませんでした。しかし、今回実際にその遊具がある学校に足を運びました。そこでは子供達が楽しそうにその遊具で遊んでくれていて、私は感動しました。 今回のラオス研修では、今まで訪れたことのない村に行きました。実際に村に到着すると、そこでは村人たちが花道で歓迎してれていました。誰かわからない外国人をこんなにもあったかく迎えてくれるラオスの人々の心の温かさにCHISE一同感動しました。 ラオス研修に行ってみて自分の価値観をどう変化させましたか 現地の先生や村人とのインタビューを通じて、写真だけではわからない彼らの実生活を知ることができました。それを通じて、さらに暖かいラオスの人たちを支援したい気持ちがさらに強まりました!! ラオスは好きですか?どんなところが好きですか ラオスは大好きです!!ラオスは私にとって初めて訪れた国です。人がとにかく暖かいです。私がラオス語がわからなくて言葉が通じなくても、簡単な英語で寄り添ってくれたり、ジェスチャーで頑張って会話してくれようとしてくれていることがとても嬉しいです。また自然が豊かで空気が美味しく感じます、ナイトマーケットなど観光地もあり食事なども楽しむことができます。ラオス料理もタイ料理と似ているので、日本人の口にも合うと思います。値段もお手頃です。ラオスを嫌いな人はいないんじゃないですかね? ラオスで気をつけるべきことはありますか ラオスはとてもいい国ですが、あくまで東南アジアですので、安全には十分気をつける必要があると思います。スマートフォンやパスポートなどの貴重品には特に注意したほうがいいです。それと、とても暑い国ですのでこまめに水分を摂り熱中症対策が必要です。生の卵や、野菜などはお腹を壊す可能性があるのでに食事の時には気をつけてください。 今後のラオスの活動について展望や計画はありますか 私の代で新しい校舎を1つ建設を始めたいと考えています!!これまでに先代が4つの校舎を建設してきましたが、コロナ後はあまり大きな支援が行えていません。コロナもだいぶ終息したと思うので、大きな支援を再開できるように日々メンバーで話し合いをしています。今までは募金活動や、学園祭の収益だけで支援を行っていましたが、校舎を建設するためにはある程度大きな金額が必要になります。クラウドファンディングなども視野に入れ活動していきたいと思っています。 このページを見てくれた方に一言! このページをご覧いただき、ありがとうございます!この記事を読んでぜひラオスに実際に行ってみてほしいです!!そこでラオスの人の温かさをぜひ感じてきてください!!私たちの活動にも興味を持っていただければ幸いです。ラオスの子供たちに笑顔を届けるために、ご支援いただけると嬉しいです。一緒に、彼らの未来を支えましょう! プロフィール名前(団体名):学生国際協力団体CHISE 活動地域:兵庫県神戸市、姫路市、ラオス(ルアンパバーン)

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ラオスの魅力に惹かれ移住 村田一成さん

今回はラオスで技能実習生の送り出し事業をしている村田一成さんにお話を伺いました。大学生時代に行ったラオスの魅力に惹かれ、ラオスでの仕事に就いたほどラオスが大好きな方です。ぜひ最後までご覧ください。 村田さんの主要な事業内容について教えてください 私が勤めている「NMS Lao Sole Co.,LTD」の主な事業は、技能実習生の日本への送り出しです。スタッフは20人弱で日本人は4人です。(2024年4月現在) 私は、主に日本語教師をしながら、送り出しに関しての必要な書類など手続き関係の仕事もしています。 ラオスで働くまでの経緯を教えてください 一番大きなきっかけは、大学生の時に東南アジアを回ったことです。その時にラオスに出会い、ラオスの人、気候、雰囲気にとても惹かれました。 大学卒業後は、日本の製造業の会社で営業をしていましたが、25歳の時、自分のやりたいことをしたいと考え、思い切って退職しました。 ラオスを含む東南アジアで働きたいと思っていたのですが、手に職を持つために「日本語教師」の資格を取得しました。その後は現在勤めている会社に就職し今に至ります。 なぜラオスで働こうと思ったのですか とにかくラオスが好きだったからです!!自分はゆったりとした環境が好きなので、大学生の時にラオスに訪れた時、自分の好きな雰囲気にピッタリ合っていました。ラオス人の人柄もすごく穏やかで、いいなと感じていました。 25歳の時に思い切ってラオスで働こうと思えたのは、まだ若かったですし、失敗してもまだ何とかなると思ったからです。 ラオス来てから大変だったことはありますか そう言われると、意外とないです。 自分が元々ラオスの環境が好きだったこともありますが、大体のものはラオスで買えるからですかね。日本食レストラン、日本の食材、日本人がいる病院もあります。周りのラオス人も親切な人が多く、自分の不十分なラオス語でも頑張って聞き取ろうとしてくれます。 ラオスで働く上で大切にしていることはなんですか 2つあります。1つ目「怒らない」2つ目「自分が正しいと思わない」ことです。 ラオスでは怒ってもいいことは何もありません。ラオスでもし自分が怒ったとしたら、「この人は自分で感情をコントロールできない人なんだな」と思われてしてしまいます。基本的に、怒られた人が以前と同様に話してくれる事はまずありません。 怒るのではなく、その問題は自分がどうやって導いたら解決できるのかなど違う方法を探します。 仕事の中では、やはり予想外なことが起こります。そんな中では自分の常識など通用しません。それを十分に頭に入れて仕事をしています。 と、頭では分かっているのですが、なかなか実践出来ませんね。日々反省しながら過ごす毎日です。 今後の村田さんのプランを教えてください 私と一緒に仕事をしてくれている人たちが、「村田と仕事をして心地がいいな」と思っていただけるように仕事をしていきたいです。いつの間にかラオスに長くいるので、まだラオスからは離れないとは思いますが、どこで働くにしても大切にしていきたいと思っています。

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日本での経験が現在に ウダイさん

今回は日本語がペラペラのラオス人で、主に農業に関わる仕事を中心に活躍されているラオス人のウダイさんにお話を伺いました。日本やタイで働いた経験もある方です。ぜひ最後までご覧ください!! ラオスでの主な事業内容を教えてください ラオスで行っている事業は2つあります。1つ目「LJC SOLE CO.,LTD」コンサル業。2つ目「 IFS EXPORT-IMPORT SOLE CO.,LTD」貿易業です。 1つ目のLJC SOLE CO.,LTDはラオスの進出のご相談を受けていますが、農業コンサルを得意としています。実家が農家であることや、「農業復旧者」という資格も保持していることを生かしながらサポートさせていただいでおります。2つ目の「IFS EXPORT-IMPORT SOLE CO.,LTD」は日本からの和牛、お菓子、化粧品などの仕入れ、現地での販売をしております。 ラオスで起業するまでの経緯を教えてください 私はラオスの国立大学を卒業後、日本の京都にある日本語国際センターというところで2年半日本語の勉強をしました。その後に日本で「農業復旧者」の資格取得をするため農業関係の仕事を3年間し資格を取得しました。その後は、日本で仕事をしていた時のつながりで、バンコクの日系企業に勤めそこでも農業関係の仕事をまた3年間しました。コロナ前に家族の体調が悪化しラオスに帰国しなければなりませんでした。その後はラオスで実家の仕事である農業を継いで、レモン、マリーゴールドなどを育てていました。 農業をしているうちに、日本時代にできた人脈もあり、ラオスへの農業進出の相談をだんだん受けるようになっていきました。このことがラオス進出コンサル(LJC SOLE CO.,LTD)を始めた理由になります。 貿易業に関しては、自分が日本が好きだし、日本との繋がりを持っているので、まだラオスではあまり輸入さてていない和牛などの商品を輸入してみようという気持ちから始まりました。 2つとも日本に行っていた経験から始まっています。 ラオスで働きたいと思った理由を教えてください 初めは家族の世話をするためでしたが、やっぱり自国のために何かやりたいという思いが強いです。なかなかラオス人で日本語がペラペラな人はいないので、自分の希少性を活かしたことができればラオスのためになるのではないかと思って日々過ごしております。 ラオスで働く上で大切なことを教えてください ラオス人の信頼できるパートナーを見つけることです。ラオスで仕事をしていくには日本人100%で行うことは難しいです。自分がラオス語を勉強するか、英語または日本語を話せるラオス人を探して、またその人がしっかりと信頼できるか見極めることが大切です。過去にも日本人がラオス人と協力してビジネスをしていたら、途中でラオス人の方がお金を持って逃げ出した事例もあります。

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ラオスで数多くの事業を展開 藤田真人さん

今回はラオスの大学に一年間通った後、日本食レストランをはじめ3つの事業を現在を展開されている、藤田真人さんにお話を伺いました。現地の人々の労働を場を提供するという意味でも、様々な事業をされに展開予定とのことです。ぜひ最後までご覧ください!! ラオスでの主な事業内容を教えてください。 現在展開している事業は、3つあります。1つ目「ドンドドン酒場」日本食レストラン。「町中華居酒屋」のような雰囲気を目指しており、日本の味をリーズナブルに提供しています。 2つ目「CyBAR Planet Laos Restaurant」ガールズバー。ラオスで唯一のガールズバー。可愛いラオス人スタッフと、素敵な時間を過ごすことができます。 3つ目「LJC SOLE CO.,LTD」進出コンサルの事業です。日本語ペラペラのラオス人パートナーと共にラオスへの進出のサポートをしています。 ドンドドン酒場の様子 CyBAR Planet Laos Restaurantの様子 ラオスで起業するまでの経緯を教えてください 福岡の大学を卒業後、23歳でラオスに足を踏み入れました。きっかけは虫から生えるキノコの人工栽培プロジェクト。ラオス国立大学のラオス語学科に通うことでビザ取得も可能とのことで、その道を選びました。キノコ工場の経営や、九州造園での公園や道路の造成などを経験。20代後半にラオスでの生活を本格的に始める決意をしました。そこから、ラオスでやっていくために「ドンドドン酒場」をオープンさせました。2年ほど現地のラオス人スタッフと共にレストラン経営をしていくうちに、様々な人との人脈を築くことができました。その人脈と、ラオスにガールズバーがないという理由から、「CyBAR Planet Laos Restaurant」をはじめました。コンサル事業に関しては、普段からフリーで受けていたラオスについての相談が多くなってきたので、法人化させました。 ラオスで事業をやる上での苦労を教えてください 大きく分けると3つあります。1つ目「ラオス人との常識の違い」2つ目「市場が小さい」3つ目「キープの暴落」です。ラオスでは農業をやっている人口が国民の8割と言われています。そのラオス人に商業を教えるというのは一苦労です。仕事を簡単なタスクに分けていって、わかりやすい仕組みにする必要があります。ラオスは首都のビエンチャンでさえ100万人程度です。その中でビジネスを成功させるためには、お客さんのニーズをしっかり汲み取る必要があると思います。キープの暴落は、コロナが原因で起こりました。通貨の価値は1/2ほどになり、そのせいでラオスの優秀な人材もタイヤベトナムなど近隣諸国に出稼ぎに行ってしまい、なかなか人材も集まりませんでした。 ラオスで働く上で大切なことを教えてください 「怒らない」「せかさない」です。ラオス人とは常識が違う中で、もし仕事にミスがあったりしても怒ったりしても何もいいことはありません。怒らず、せかさずにできるような仕組みをこちら側で作ることが大切です。 今後のプランを教えてください

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ラオスの通貨と外貨両替:現地でのお金の取り扱い方

ラオスへの旅行を計画している方のために、お金の取り扱いについてご紹介します。新しい国を訪れる際、通貨や両替に関する情報は非常に重要です。 美しい自然、深い歴史、温かい人々で知られるラオスですが、事前に現地でのお金の扱い方を知っておくことが大切です。 このガイドでは、ラオス滞在中に簡単にお金を使えるように、ラオスの通貨と両替に関する詳細な情報を提供します。 目次 1. ラオスの通貨と外貨両替 1.1ラオスの公式通貨と通用する外貨について ラオスの公式通貨は「キープ」 ラオスの正式通貨は「キープ」(Kip)です。この通貨のISO 4217コードはLAKです。キープはアット(Att)という補助単位も持っていますが、現在は流通していません。硬貨は存在せず、紙幣が通用します。紙幣には1000, 2000, 5000, 10000, 20000, 50000, 100000キープがあります。キープの価値はインフレーションの影響で低下しており、現在の為替レートは1 USドル=17,296キープ、100円=14370キープとなっております。したがって、現地で支払いを行う際には多くの紙幣が必要になることがあります。また、キープは国外では両替が難しいため、余ったキープは帰国前に使い切るか、他の通貨に両替するすることをおすすめします。 ラオスで通用する外貨はUSドルやタイバーツラオスでは、キープ以外にも一部の場所でUSドルやタイバーツなどの外貨が受け入れられます。 特にホテル、レストラン、観光地などではUSドルが幅広く利用されています。タイバーツはタイとの国境地域や首都ビエンチャンなどで使用可能です。ただし、外貨で支払う際には不利な為替レートやお釣りがキープで返ってくる可能性があるため、注意が必要です。クレジットカードやデビットカードも利用可能ですが、手数料が高かったり、カードリーダーの故障があるため、現金を主に持ち歩くことをおすすめします。 1.2 現地での支払いに必要な情報 ラオスでは空港や銀行、両替所で外貨両替可能 ラオス滞在中には、空港や銀行、両替所でキープや他の外貨に両替することができます。通常、レートが有利なのは空港よりも銀行や両替所です。外貨両替時にはパスポートを提示する必要があります。また、新札かつ状態の良い紙幣でなければ受け付けてもらえない場合もあるので、留意してください。 ラオスではATMも利用可能ですが、手数料が高かったり、カードがATMに引き込まれることがあるため、必要な分だけ引き出すことをおすすめします。ATMで引き出せる通貨はキープやUSドルなどがありますが、場所によって異なることもあります。 以上が現地での支払いに関する情報です。ラオス旅行を快適に楽しむために、お金の取り扱い方法について理解しておくことが大切です。是非、参考にしてみてください。

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