ラオスの魅力に惹かれ移住 村田一成さん

今回はラオスで技能実習生の送り出し事業をしている村田一成さんにお話を伺いました。
大学生時代に行ったラオスの魅力に惹かれ、ラオスでの仕事に就いたほどラオスが大好きな方です。ぜひ最後までご覧ください。

村田さんの主要な事業内容について教えてください

私が勤めている「NMS Lao Sole Co.,LTD」の主な事業は、技能実習生の日本への送り出しです。
スタッフは20人弱で日本人は4人です。(2024年4月現在)

私は、主に日本語教師をしながら、送り出しに関しての必要な書類など手続き関係の仕事もしています。

ラオスで働くまでの経緯を教えてください

一番大きなきっかけは、大学生の時に東南アジアを回ったことです。その時にラオスに出会い、ラオスの人、気候、雰囲気にとても惹かれました。

大学卒業後は、日本の製造業の会社で営業をしていましたが、25歳の時、自分のやりたいことをしたいと考え、思い切って退職しました。

ラオスを含む東南アジアで働きたいと思っていたのですが、手に職を持つために「日本語教師」の資格を取得しました。
その後は現在勤めている会社に就職し今に至ります。

なぜラオスで働こうと思ったのですか

とにかくラオスが好きだったからです!!
自分はゆったりとした環境が好きなので、大学生の時にラオスに訪れた時、自分の好きな雰囲気にピッタリ合っていました。
ラオス人の人柄もすごく穏やかで、いいなと感じていました。

25歳の時に思い切ってラオスで働こうと思えたのは、まだ若かったですし、失敗してもまだ何とかなると思ったからです。

ラオス来てから大変だったことはありますか

そう言われると、意外とないです。

自分が元々ラオスの環境が好きだったこともありますが、大体のものはラオスで買えるからですかね。
日本食レストラン、日本の食材、日本人がいる病院もあります。
周りのラオス人も親切な人が多く、自分の不十分なラオス語でも頑張って聞き取ろうとしてくれます。

ラオスで働く上で大切にしていることはなんですか

2つあります。
1つ目「怒らない」2つ目「自分が正しいと思わない」ことです。

ラオスでは怒ってもいいことは何もありません。ラオスでもし自分が怒ったとしたら、「この人は自分で感情をコントロールできない人なんだな」と思われてしてしまいます。基本的に、怒られた人が以前と同様に話してくれる事はまずありません。

怒るのではなく、その問題は自分がどうやって導いたら解決できるのかなど違う方法を探します。

仕事の中では、やはり予想外なことが起こります。そんな中では自分の常識など通用しません。
それを十分に頭に入れて仕事をしています。

と、頭では分かっているのですが、なかなか実践出来ませんね。日々反省しながら過ごす毎日です。

今後の村田さんのプランを教えてください

私と一緒に仕事をしてくれている人たちが、「村田と仕事をして心地がいいな」と思っていただけるように仕事をしていきたいです。
いつの間にかラオスに長くいるので、まだラオスからは離れないとは思いますが、どこで働くにしても大切にしていきたいと思っています。

ラオスで起業や在住を考えている人へのアドバイスを教えてください

ラオスは住めば都だと思います。

一つ懸念点としては、市場が小さいので仕事は限られてしまうかもしれません。

しかし、生活はしやすいです。
マクドナルドなどがあるわけではないですが、先ほども言ったように、日本食レストラン、日本食材も困りません。
公共交通機関はありませんが、タクシーは結構走っています。
治安の面も、バイクの盗難に気をつけるくらいで、深夜の外出も特別危ないわけではないと思います。

もしラオスに来られるようでしたら、もちろんウェルカムです!!
待っています!!

プロフィール

名前:村田一成(むらたかずなり)
出身:兵庫県
大学:関西学院大学
会社情報:NMS Lao Sole Co.,LTD
会社URL:https://www.nmslao.com

 

取材日:2024年 4 月6日(土)