日本でラオスのラム酒「LAODI」販売する会社の輸入元 (株式会社シィクリエイティブインターナショナル)

貴社の会社概要と主な事業内容を教えてください

弊社は2006年に創業した会社です。

ラオス産ラム酒『LAODI』の開発、バオバブ由来のスキンケア化粧品『emiii』の開発・輸入・販売(卸・小売)、商品企画およびデザイン、販売促進、広告運用、EC支援を行っています。

詳しくは弊社HPをご覧ください。https://www.ccinter.jp/

 

LAODIの概要を教えてください

2006年、ラオスで自らの理想のラムづくりを追求する日本人が創業したラム蒸留所がLAODIの始まりです。
手作業で畑を開墾し、自社農園で無農薬のさとうきびを栽培しています。 このさとうきびの一番搾りジュースのみを使った『アグリコール製法』でラムを造っているのが特徴です。

自動化に頼らず、人間の五感で品質管理をしながら、さとうきびならではのフルーティーで上質な味わいを極限まで表現しています。

世界品評会でも高い評価を受け、フレンチレストランからカフェまで、幅広いお客様にお楽しみいただいています。

LAODIブランドサイト https://www.laodijp.com/pages/brandstory

 

LAODI Japanを設立されたきっかけと、ラオスのラム酒を日本で販売するに至った経緯を教えてください

弊社代表がLAODIの醸造責任者である井上氏と、あるプロジェクトを通じて出会ったことがきっかけでした。

その後交流を深め、弊社でLAODIのボトルデザインなどを手掛けることになり、そこから日本の輸入代理店として輸入販売を開始することになったのです。

日本国内での販売先や流通ルートについて教えてください。また、日本の消費者からの反応はいかがでしょうか?

日本では酒販店業務店ーなどでお取り扱いをいただいています。

ラム酒はお菓子作りにも使えますので、無農薬のラム酒を求める製菓店様からも人気です。日本人が海外で作るクラフトラムは他にないと思われますので注目を集めていますし、無農薬栽培にもこだわっているので高い評価をいただいております。

特に『LAODI エスブラウンラム45%』はロンドンの権威あるコンテストで金賞を受賞するなど、人気がありますね。

商品ページ https://www.laodijp.com/products/iwsc_london_gold_laodi_sweet_brown

LAODIの製造方法や品質管理の特徴を教えてください

まず原料のさとうきびを自社農園で無農薬栽培することからこだわりを持っています。

 そして世界の1割程度しか採用されていない『アグリコール製法』を用いているのが大きな特徴です。
搾りたてので新鮮な“一番搾りジュース”を使うことで、さとうきび本来の爽やかな甘みを活かしています。

また、創業当初から農園からボトリングまですべての工程を一貫して手作業で行なっているのもLAODIの強みですね。

 

ラオス産の製品が海外で評価される点は何でしょうか

日本ではラオスという国自体がまだまだ知られていないため、先入観なく商品の品質自体で評価されやすいのがメリットだと思います。

日本人が創業した点やラオス産ならではのテロワール、ストーリーやこだわりが、お客様にお楽しみいただいているポイントの一つだと考えています。

最後に今後の事業展開や成長戦略を教えてください

ウイスキーに代表されるように、日本でもスピリッツ市場は広がりを見せています。

来年でもうすぐ20周年を迎えるLAODIも、日本の皆様により楽しんでいただけるようなブランド展開を図っていきたいと考えています。

ラム酒は日本でまだマイナーな存在ですが、美味しさや楽しさといったラム酒ならではの魅力を皆様にお届けできるよう、これからの市場の広がりにあわせて、LAODIの認知向上とさらなる評価獲得を目指していきます。

取材日:2024年 6月07日(火)