ラオスの教育支援に取り組む 学生団体CHISE

今回は兵庫県を中心に学生国際協力団体とせて活動されている「CHISE」の代表 原田麗夢(はらだらいむ)さんにお話を聞かせていただきました。
ラオスに貧困地域に学校の校舎や遊具、文房具などを、募金活動や学園祭の売り上げなどから支援されている方達です。ぜひ最後までご覧ください!

どんな活動をされているのか教えてください

ラオスのルアンアパパーンという都市の小学生幼稚園児を対象として、教育支援、校舎建設支援を行っております。
日本では、週1回ミーティングを行い、現地からサポートをしていただいている、通訳さんからの子供達の写真などをみんなで見て、今後の活動について話し合っています。
ラオスに実際に渡航するのは年に2回で、大体3月と9月です。
自分たちが支援していることは現地で実際にどのように子供達の役に立っているのかを見に行くことはとてもやりがいになっています。

なぜラオスについ活動し始めたきっかけはなんですか

高校生の時に途上国の支援活動に興味を持ったのがきっかけです。大学に入ってCHISEを知り、活動に参加してみました。
ラオスはあまり知られていない国であり、また、まだまだ貧困が広がっています。私はCHISEを通して子供たちに笑顔を広めたいと思っています。

ラオス研修を実施している目的は何ですか

自分たちが支援しているものを実際に肌で感じ、今後の活動にいかすためです。
実際に子供たちに会ってみないと、現地の状況やニーズを理解することができません。

ラオスの匂いや文化に触れ、興味や好奇心を持ち、さらには現地の人々との交流を通じて学ぶため、ラオスに実際に行くのは必要不可欠です。

ラオスに行ってみて行く前とのギャップは感じましたか

子供達の元気さは想像してた通りでした。しかし、現実の問題などにギャップを感じました。

ラオスの景色は写真よりも遥かに広大で、子どもたちは写真と変わらない素敵な笑顔を見せてくれます。山奥の村を支援しに訪れたのですが、実際に見る自然の豊かさに驚きました。子どもたちは写真通り、楽しそうに笑顔で生活しており、その姿を見るとこちらも思わず笑顔になりました。

現地で話を聞いてみると、子どもたちの多くが教育を受けられていない現実に直面しました。楽しそうに見える一方で、教育を受けられていない子どもたちが多いことを知り、支援したいという気持ちが一層強まりました。

ラオス研修内容で一番印象に残ったことを教えてください

実際に自分たちが建設に関わったものを見て感動したこと、ラオスの村人たちが私たちを歓迎してくれたことです。

先輩が以前、小学校に遊具建設を支援し得たのですが、今までは写真でしか見れていませんでした。しかし、今回実際にその遊具がある学校に足を運びました。そこでは子供達が楽しそうにその遊具で遊んでくれていて、私は感動しました。

今回のラオス研修では、今まで訪れたことのない村に行きました。実際に村に到着すると、そこでは村人たちが花道で歓迎してれていました。誰かわからない外国人をこんなにもあったかく迎えてくれるラオスの人々の心の温かさにCHISE一同感動しました。

ラオス研修に行ってみて自分の価値観は変わりましたか

現地の先生や村人とのインタビューを通じて、写真だけではわからない彼らの実生活を知ることができたことで、さらに暖かいラオスの人たちを支援したい気持ちがさらに強まりました!!

ラオスは好きですか?どんなところが好きですか

ラオスは大好きです!!

ラオスは私にとって初めて訪れた国です。
人がとにかく暖かいです。私がラオス語がわからなくて言葉が通じなくても、簡単な英語で寄り添ってくれたり、ジェスチャーで頑張って会話してくれようとしてくれていることがとても嬉しいです。

また自然が豊かで空気が美味しく感じます、ナイトマーケットなど観光地もあり食事なども楽しむことができます。ラオス料理もタイ料理と似ているので、日本人の口にも合うと思います。値段もお手頃です。
ラオスを嫌いな人はいないんじゃないですかね?

ラオスで気をつけるべきことはありますか

ラオスはとてもいい国ですが、あくまで東南アジアですので、安全には十分気をつける必要があると思います。スマートフォンやパスポートなどの貴重品には特に注意したほうがいいです。

それと、とても暑い国ですのでこまめに水分を摂り熱中症対策が必要です。
生の卵や、野菜などはお腹を壊す可能性があるのでに食事の時には気をつけてください。

今後のラオスの活動について展望や計画はありますか

私の代で新しい校舎を1つ建設を始めたいと考えています!
これまでに先代が4つの校舎を建設してきましたが、コロナ後はあまり大きな支援が行えていません。コロナもだいぶ終息したと思うので、大きな支援を再開できるように日々メンバーで話し合いをしています。

今までは募金活動や、学園祭の収益だけで支援を行っていましたが、校舎を建設するためにはある程度大きな金額が必要になります。クラウドファンディングなども視野に入れ活動していきたいと思っています。

このページを見てくれた方に一言!

このページをご覧いただき、ありがとうございます!
この記事を読んでぜひラオスに実際に行ってみてほしいです!!そこでラオスの人の温かさをぜひ感じてきてください!!
私たちの活動にも興味を持っていただければ幸いです。ラオスの子供たちに笑顔を届けるために、ご支援いただけると嬉しいです。一緒に、彼らの未来を支えましょう!

プロフィール
名前(団体名):学生国際協力団体CHISE

活動地域:兵庫県神戸市、姫路市、ラオス(ルアンパバーン)

主なメンバーの大学:兵庫県立大学、関西学院大学

活動内容:ラオスの貧困地域の教育支援

SNS、ホームページ:https://www.instagram.com/saychise.laos?igsh=MWl0djZ2dnBzaGpndQ%3D%3D&utm_source=qr
↑↑インスタ
https://twitter.com/CHISE_Laos
↑↑Twitter

取材日:2024年 4月16日(火)