ラオスへの行き方(シェムリアップ??〜パクセー)

アンコールワットのあるカンボジア🇰🇭シェムリアップからラオス パクセーへの絶景を堪能しながらの移動を考えているあなたへ。

バスでの移動実体験をもとに、このガイドでは移動の際の詳細と必要なポイントを丁寧に解説します。
バスでの移動は約12時間ですので、ラオスならではの体験を求めている人にはおすすめしますが、楽に楽しくラオス旅行をしたい方には、少しハードな旅になるかもしれません。。

カンボジアからラオスへの国境越えの情報などもまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

1. 基本情報

1.1基本情報

  • 今回は『Pic-A-Place Travel & Tour』というバス会社を通して体験したバスでの移動を紹介していきます。
    12時間の大移動になります。

    出発時間: シェムリアップからパクセーのバスはどのバス会社も7:30am出発なので、遅れないようにしましょう。
    他の時間は夜になると国境が閉まる関係で、運行していません。あらかじめバスのスケジュールを踏まえて旅行計画を立てることをおすすめします。

    乗車料金:
    $18.5(約2000円)。12時間移動にしては、比較的リーズナブルな料金です。

    バスの特徴:
    落ち着いた雰囲気のバンタイプで、約10人乗り。
    少人数での移動なので、ある程度個人のニーズに応じたサービスを受けやすいのが魅力です。

    以下、バスを予約した会社の地図です。優しいカンボジア人スタッフが出迎えてくれます。

2.出発前の準備

2.1 バス会社とのやり取り

今回のバス会社では、ピックアップをしてもらうホテルを決めたら、ホテルの住所と部屋番号をバス会社に事前に伝えることが必要です。

うまく伝えられない時は、ホテルのスタッフに電話などを代わってもらって連絡してもらいましょう。

2.2 必携アイテムチェック

長時間の移動に備えて、冷房に対応した上着や車酔い対策の酔い止め少額のラオスキープを持参することをおすすめします。

車内は冷房が効きやすいので、薄い上着を持っていくと便利です。
特に、道路の状態によっては車酔いしやすいので注意が必要です。
整備されていない道路を通ることもあるため、日本では感じないような車の揺れの対策をしましょう。

また、少額のキープは国境を越える時に$2(約40,000キープ)を支払う必要があるため、USドルかキープを用意しておきましょう。

このお金はおそらく不正にラオスの国境スタッフが徴収しているものだと考えられますが、トラブルを防ぐために、指定された額を支払うようにしましょう。
500円分くらいの価値の通貨を持っておけば安心です。タイバーツでも対応可能だと思います。

3. 移動中の様子

3.1 バスの環境

車内は清潔で、冷房がしっかり効いているので、暑い日も快適です。
ただし、冷房が強めなので薄手の上着があると心地良いでしょう。また、道路の状態により凸凹が多いため、酔いやすい方は事前に酔い止めを摂取すると良いでしょう。

3.2 乗客の動向

シェムリアップからラオスの国境にかけての乗客は少なめです。

しかし、ランチタイム後には他のルートからの乗客と合流し、バスが賑わい、少し窮屈になることもあります。

4. ランチ休憩

4.1クメール料理のランチ

約1時間のランチ休憩が設けられており、ローカルなクメール料理を味わう絶好のチャンスです。

料理は旅行者向け価格で少し高めですが、本場の味を楽しむことができます。

4.2 トイレ情報

ランチスポットに併設されているトイレはありますが、トイレットペーパーがないことが多いので持参すると安心です。
レストランのティッシュを借りるのも良いでしょう。

5. 国境越えの手続き

5.1バスの乗り換え

国境越えの際は、異なるバンへの乗り換えが必要です。

バンは同じバス会社で運営されているため、国境を越える前に乗り換えチケットをもらい、国境を越えた後にそのチケットを新しいバンのドライバーに見せれば簡単に乗ることができます。

緒にバスに乗ってきた人たちと行動することをおすすめします。

5.2VISA情報

日本人は14日間以内の滞在ならVISAは不要です。
しかし、$2(約40,000キープ)の手数料を国境職員に支払う必要があるので注意が必要です。

公式には$2の支払いが必要とは書かれていませんが、問題を避けるためにお金を準備しておきましょう。

6. 到着&下車時の注意点

6.1下車場所

「パクセーの中心部で降ろしてください」と伝えるとホテルやレストランがある大通りでの降車となります。

事前にホテルなどを予約していれば特定の場所での降車が可能なので、ドライバーに伝えて連れて行ってもらいましょう。

SIMを買っていないと電波が使えないので、事前に住所をスクリーンショットしておくと便利です。

まとめ

バスでの移動は、約12時間の長時間の移動となります。シェムリアップからパクセーへ移動する最安の方法ではありますが、かなり疲れます。

それでも「旅」を感じられます。
私はバスでの移動を一度でいいので皆さんに体験していただきたいです。
このガイドを参考に、楽しいラオス旅行を体験してください!!

関連記事

【定番コース】ビエンチャンのおすすめスポット6選!!

今回はラオスの首都ヴェインチャンでオススメの観光スポットを6つ紹介していきたいと思います。 ヴィエンチャンはラオスの首都でもあるため、ラオスを訪れる人の多くが訪れると思います。 ヴェエンチャンの主要な場所はバイクや自転車を使えば30分くらいで観光できるくらい小さいので、そんなに時間をかけずに観光できます。 今回は特にその中でもおすすめなスポット6つについて入場料や所要時間などの情報を詳しく解説していきます。 ぜひこの記事を最後まで読んでヴェンチャン観光を楽しんでください!! https://youtu.be/DezuKUyed-4 文章読むの苦手な方は、ぜひYoutubeで!! 目次 1.ラオスの首都ヴィエンチャンとは? まずはラオスの首都ヴィエンチャンについて解説していきます。 1.1ヴィエンチャンの歴史と文化 ヴィエンチャンは、メコン川沿いに位置するラオスの首都です。 16世紀に王国の首都となり、以来、ラオスの政治・文化の中心地として発展してきました。 フランス植民地時代の影響も残しつつ、仏教文化が深く根付いています。 寺院や仏塔が点在し、古き良きラオスの雰囲気を今に伝えています。 1.2都市の雰囲気と主要な見どころ ヴィエンチャンは、東南アジアの首都の中でも特にのんびりとした雰囲気が魅力です。 街の中心部では、フランス植民地時代の建築物と現代的な建物が共存しています。 主要な見どころには、タート・ルアン、パトゥーサイ、ワット・シーサケットなどがあり、それぞれがラオスの歴史や文化を物語っています。 メコン川沿いの散歩道は、夕暮れ時の散策に最適です。 2.ワット・シーサケット 2.1ワット・シーサケットとは ワット・シーサケットは、1818年に建立されたヴィエンチャン最古の寺院で、シャム(現タイ)の侵攻時にも破壊を免れた唯一の寺院として、その歴史的価値は非常に高いです。 かつてはラオス王家の王室寺院としても使用されていました。シャム様式とラオス様式を融合した独特の建築様式が特徴で、中央の本堂(シム)には優雅な多層屋根と繊細な装飾が施されています。 回廊には何千もの小さな仏像用のニッチが並び、幻想的な雰囲気を醸し出しています。寺院内には推定6,840体もの仏像が安置されており、小さな銀や陶器の仏像から大きな青銅の仏像まで、その数と種類の多さに圧倒されます。

続きを読む »

【最安値!?】コスパ最強!!絶景気球ツアーinヴァンビエン

ラオスの観光地ヴァンビエンで、壮大な緑の景色を空から楽しむ気球ツアー。 この記事では、ヴァンビエンでの気球ツアーについて、準備から実際の体験まで詳しくご紹介します。 ぜひラオスで一生の思い出に残る体験をしてみてください。 目次 https://youtu.be/80MuN3bs5CA 文章苦手な方はYoutubeでも!! 1.ヴァンビエンの気球体験について ヴァンビエンでの気球体験について早速みていきましょう。みなさんご存知かと思いますが、ヴァンビエンは首都ヴィエンチャンと世界遺産の街ルアンパバーンの中間に位置する都市です。 1.1気球の飛行時間と料金 ヴァンビエンでの気球ツアーは、通常早朝か夕方に行われます。 季節によって変わりますが、ツアー集合時間は朝のツアーの場合:AM5:30夕方のツアーの場合:PM5:00 頃になります。 飛行時間は約45分から1時間程度です。飛行時間のほかに、気球の準備の様子などもにみれる場合があるので、飛行している時間以外も意外と楽しいです。 料金は季節や予約方法によって変動しますが、一般的に1人あたり1万円から2万円程度です。ちなみに、有名なトルコの気球ツアーは4万円とかするとか…そう考えたらコスパ最強です。 この料金には、ホテルの送迎がついている場合が多いです。 グループでの予約や早期予約でお得になることもあるので、予約時に確認することをおすすめします。 (予約する場所によって値段が5000円以上変動します)※下に私が利用したツアー会社の場所を貼っておきますので、参考にしてください。(私が実際に予約した価格 価格:約1万4000円) セブンイレブンの近くにあるツアーデスクです。※2024年9月現在 1.2安全対策と天候による影響 気球ツアーは、厳格な安全基準のもとで行われています。経験豊富なパイロットが操縦を担当し、最新の気象情報を常に確認しているので基本安全にツアーを体験することができます。 しかし、気球飛行は天候に大きく左右されます。強風や雨天の場合は、安全のために飛行が中止されることがあります。 ツアー会社によってツアー中止の場合の対応が違うので、予約時に確認しておくことがおすすめです。(早朝のツアーが中止の場合は、夕方に持ち越しになるケースがあります) このため、ヴァンビエンの滞在中に複数日の予定を確保しておくことが賢明です。 特に雨季の時期は天候が変化しやすいので、余裕を持ったスケジュールを組んでおきましょう。 また、飛行前には必ず安全指示を注意深く聞き、指示に従うことが重要です。

続きを読む »

【迷ったらこれ!!】ラオスおすすめツアーまとめ

東南アジアの秘境、ラオス。手つかずの自然、黄金に輝く寺院、素朴な人々の暮らし…。 そんな魅力溢れるラオスを満喫するなら、ツアーで効率よく巡るのがおすすめです。 今回は、人気旅行サイトVeltra、Klook、KKdayで予約できる、選りすぐりのラオスツアーをご紹介します。 世界遺産の街ルアンパバーンから、首都ビエンチャンあなたにぴったりのラオスが見つかるはずです。 それでは、ぜひ最後までご覧ください!! 目次 ビエンチャン 日帰りツアー:ビエンチャン市内観光ツアーでラオスの魅力を満喫! ラオスを知り尽くしたガイドが同行する安心の1日ツアーで、ビエンチャンを代表する寺院や仏塔、凱旋門を巡ります。 8,000体もの仏像が並ぶワット・シーサケットや、黄金に輝くラオスのシンボル、タート・ルアンは必見!さらに、メコン川沿いに広がるブッダパークでは、ユニークな仏像群を見学できます。 ツアーには美味しいランチとホテル送迎も含まれているので、移動も楽々。ラオスの歴史や文化に触れながら、思い出に残る1日を過ごしませんか? \このツアーの料金をチェック/ KKday https://youtu.be/DezuKUyed-4 リアルな映像はYoutubeで!! ルアンパバーン 日帰りツアー:クアンシー滝とパクウー洞窟へのメコン川クルーズ このツアーでは、神秘的なパクオー洞窟とエメラルドグリーンに輝くクアンシーの滝の両方に行くことができます。 どちらもラオスを代表する絶景スポットです!! ボートやミニバンでの移動も含まれており、効率よく観光できるのも魅力の一つです。 さらに、象のキャンプで楽しむビュッフェランチは、忘れられない思い出になることでしょう。 メコン川クルーズとクアンシーの滝、どちらを午前中に楽しむかを選べるのも魅力です。午後に美しいサンセットを眺めたい方は、午後メコン川クルーズのプランがおすすめです。 \このツアーの料金をチェック/ KKday ヴァンビエン

続きを読む »

【保存版】ラオスのおすすめ観光スポットまとめ

「ラオスってどんな旅行先があるの?」 というあなたのために、ラオス旅行でぜひ行っていただきたいおすすめスポットをリストアップしてみました! Google mapや申し込めるツアーも随時ご紹介していくので、ぜひ、いきたい場所を探してみてください!! 目次 1.ビエンチャンおすすめ観光地 ワット・シーサケット Google Mapで開く 1828年のシャム戦争を生き延びた、ビエンチャンで最も古い寺院。壁一面に並ぶ8,000体以上の仏像は圧巻です。 ワット・ホーパケオ Google Mapで開く かつてエメラルド仏が安置されていた寺院。現在はラオスとクメールの芸術作品を展示する宗教博物館となっています。 ワット シームアン Google Mapで開く ビエンチャンで最も人気があり、地元の人々に深く信仰されている寺院。 パトゥーサイ Google Mapで開く 戦争で亡くなった人々を追悼するために建てられた凱旋門。頂上からはビエンチャンの街並みを一望できます。 タート・ルアン Google

続きを読む »

世界の医療団 メドゥサン・デュ・モンド ジャポン

ⒸMdM Japan 今回は国籍や人種、宗教の壁を越え世界中の人々を支援している、特定非営利活動法人 メドゥサン・デュ・モンド ジャポン(世界の医療団)のアキさんにお話を伺いました。とてもパワフルなアキさんがラオスで実際にやられている、活動の内容などを実際に聞くことができたので、ぜひ最後までご覧ください! 1.設立背景とビジョンについて教えてください 世界の医療団は1980年にフランスで設立された国際NGOです。ベトナムのボートピープルへの医療支援がきっかけでしたが、単なる医療提供にとどまらず、医療につながれない人々の現状を「証言」することも重要な使命としています。団体名には、国籍や人種、宗教などの壁を越えて、世界中の医療から疎外された人々を支援するという理念が込められています。 日本では1995年の阪神淡路大震災を機に活動を開始し、以来、国内外で医療支援活動を展開しています。詳細な情報は団体のホームページでご覧いただけます。https://www.mdm.or.jp/aboutus/history/ 2.主な活動内容について教えてください 現在、ラオスのフアパン県で母子保健向上のための3つの主要な活動を行っています。第一に、現地の医療トレーナー育成に注力しています。そのトレーナーが小規模病院の医療スタッフの医療技術向上を指導し、将来的には現地の医療従事者が自国の医療を発展させる体制を目指しています。   第二に、村での保健教育に取り組んでいます。定期的な啓発活動を通じて、地域全体の医療知識の底上げを図っています。正しい医療を根付かせるには、村の人々の自発的な行動が不可欠だと考えています。   第三に、ラオスの保健行政との協力を進めています。現地スタッフが行政機関と直接プロジェクトを計画・実行できるようになれば、持続的な医療システムの改善につながると考えています。 ⒸMdM Japan ⒸMdM Japan ⒸMdM Japan 写真)医療従事者の研修、村での啓発活動、行政との連携 3.現地での課題と取り組みについて教えてください ラオスでの活動では、現地のニーズに基づいたアプローチを重視しています。日本の方法をそのまま適用するのではなく、ラオスの強みを活かした活動を心がけています。 このアプローチにより、ラオスの方々からの理解も得られやすくなっています。最近では、支援している県の有力者から活動視察の要請をいただくなど、現地の資源を活用する我々の姿勢が評価されつつあります。 ⒸMdM

続きを読む »

開発途上国で人々の健康を守るISAPH

今回は、開発途上国で人々の命と健康を守ることを使命として活動されているISPAHさんにインタビューさせていただきました。ぜひ最後までご覧ください。 ISAPHの設立経緯を教えてください 福岡県久留米市にある社会医療法人雪の聖母会聖マリア病院が持つ豊富な国際協力の経験を草の根レベルで実践する機関として、2004年に設立されました。 今年で設立20周年を迎えます。 設立の背景や団体名に込められた意味を教えてください ISAPHは「International Support and Partnership for Health」の略で、より困難な状況に置かれる人々の命と健康を守ることを使命として、開発途上国(主にアジアやアフリカ)における保健医療の向上に努めています。 ラオスでの主な活動内容について教えてください 現在はラオスのカムアン県で「住民主体の女性と子供の健康増進・栄養改善プロジェクト」をカムアン保健局と協力して実施しています。 2020年10月から2024年9月までの期間で、地域の母子保健活動の強化や食用昆虫養殖技術普及による住民の収入向上などに取り組んでいます。 ラオスでの主な医療課題について教えてください ラオスでは母子の健康が大きな課題になっています。 妊産婦の死亡率が126人/10万人(2020年)と高く、産後出血や子癇、敗血症で命を落とす妊産婦が多いと言われています。 さらに5歳未満児の死亡率も28人/1000人(2023年)と決して低くありません。 子どもの具合が悪くなった時に、保護者が子どもを連れて医療機関を受診していないため、予防可能な病気であっても助からないことがあります。医療サービスを利用するのは、ラオスではまだ一般的ではないのが現状です。 その課題を解決するためにどのような活動をしてますか? これらの課題は、住民がラオスの医療施設で保健医療サービスを適切に受けることで予防ができるものがあります。 しかし、農村部の住民にとって保健医療サービスを受療することはまだまだ当たり前ではありません。私たちは、ラオス政府が義務付けている妊産婦健診や施設分娩、予防接種・5歳未満児身体測定・栄養教育等を、適切に実施されるよう支援しています。 また、住民へ保健医療サービスを受診する大切さを伝え、必要なときには、病院・医師・看護師を頼る地域づくりを目指しています。 ISAPHの活動における支援体制について教えてください 当団体は聖マリア病院と同じグループ法人に属していますので、聖マリア病院から人的資源等の協力を得ています。

続きを読む »